職場の「陽キャ」と馴染めない？そんなことは無問題！ 陰キャは陰キャの「良さ」を知って自己防衛を
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回お悩みを相談するのは、事務職のFさん（北海道・40代女性）。
新しい職場で働き始めた彼女が困っているのは、同僚との人間関係だ。
仕事の話はできるけれど、他愛もない会話をするのがなかなか難しく、心の距離を感じているという。
読者のお悩み
新しく働き始めた会社の人たちと仲良くすることができません。
学生の頃から人見知りで友達作りが苦手でした。こんな性格を変えたいと思っていますし、新しい職場の人たちと仲良くして仕事をスムーズにこなしたいと思っています。
ですが現実はなかなかうまくいきません。仕事のことで話すことはあっても、雑談ができない状態です。
お昼休みになると他の人たちは集まって楽しく会話をしながらご飯を食べているのに、私はポツンと一人でお弁当を食べています。向こうから声をかけてくれるのを待っているのですが、無理そうです。
職場の人たちは悪い人たちではないのですが、新しく入ってきた私のことを受け入れられないのか、とても距離を感じます。
職場の人たちと仲良くする為に私はどうのように行動すべきでしょうか。
Fさん（北海道・40代女性）
自己防衛おじさんはFさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
「己を知る」ことから自己防衛を
自己防衛おじさんの回答
あなたの心の葛藤が、文面から伝わってきます。
Fさんは世間で言うところの「陰キャ」的な立ち位置なのではないでしょうか。
そんなあなたには、陰には陰の、陽には陽のそれぞれの役目、そしてそれぞれの良さがある事を知っていただく必要がありそうですね。
まず、神羅万象全てにおいて、物事は「陰」と「陽」に大きく分類されます。
それは人にも犬にも、果物や野菜、それこそクルマにでも当てはめることが出来ると私は考えています。
明るい人、社交的な犬、そうではない人や犬。太陽の日差しをたっぷり浴びて育つ果物や野菜と、影日向でもしぶとく成長する物。祝賀パレードなどで用いられる華やかなオープンカーと、棺を運ぶ霊柩車......。
全ては神に与えられたそれぞれのお役目の元、この世に存在しているのです。
あなたにとって大切なのは、まずは「己を知る」ということではないでしょうか。
組織・集団がいつも賑やかな人ばかりで固められていることが果たして健全な状態なのかというと、私はそうは思いません。
何事もバランスが大切。
つまり、あなたは「陽の中の陰」。職場に冷静さをもたらす、という大切な役割があるのではないでしょうか。
陰の性質の「良さ」は冷静沈着・鋭い洞察力・静かに熱い意志の持ち主であるということ。それを分かってくれる人は必ずいます。
そして何より、人は感情の生き物です。
いずれ、陽の集団に疲れた一部の人が落ち着いたあなたに心の救いを求めてくることもあるかもしれません。
今の職場の状況が「不仲」というほどでないのなら、何も問題はありません。己の良さを把握して、いつもと同じあなたのままでいることが、自己防衛になるのです。
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