最近のスーパー玉出は「高級志向」!? 象徴的な「三色にぎり」は、ワサビの透け方も一味違う
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
文・写真 Met
大阪でよく見かける激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。
そんな「玉出」のお惣菜コーナーを西成区在住の筆者が物色し、実際に食べてレビューします!
今回買ってきたのは『三色にぎり』(税込570円)。私がよく訪れる「スーパー玉出 今池店」ではお寿司が豊富で、日々クオリティも上がっている印象です。
そんな中でも「活もの」や「特選」というシールが貼られたこのパックはとくに目立っていました。果たしてどのような仕上がりなのでしょうか。
三色というよりは...
フタを開けてみるとこんなカンジ。鯛と生エビ、マグロが3貫ずつ入っていました。
少し高めの回転寿司と思えば、価格的にもなかなか期待ができます。
ただ、タイもエビも白いので、見た目的には「三色」というより「二色」という感じですね。原材料にネタについて何も書かれていないのも気になります。
まずは鯛からいただいてみます。
鮮度を感じさせる程よい歯応えがたまりません。一口目にぴったりの淡白な味わい。食べる順番も絶妙に設計されているのでしょうか。
ワサビが透けて見えるのが「平常運転」だったけど...
お次は生エビ。弾けるような食感で、こちらも鮮度を感じます。
相変わらずワサビを大量に入れるのがスーパー玉出らしいですが、エビの甘みも負けていません。
最後はマグロの赤身。写真では伝わりにくいですが、ネタが分厚くて驚きました。
いつもはネタからワサビが透けて見えていたので、違いが一目瞭然で感動です。
付け合わせには小袋のガリが入っていました。酸味が強いので個人的には苦手ですが、お口直しにどうぞ。
ということで今回はスーパー玉出の『三色にぎり』を紹介しました。
少し高級志向が見える最近のスーパー玉出を象徴するような商品だったように思います。
ちょっと贅沢してみたい日は、玉出のお寿司を楽しんでみてはいかがでしょうか?