奥から「何か」が出てきそう... ただならぬ雰囲気の鳥居が地下で目撃されてしまう
この場所に来たら、「未知との遭遇」を体験できそう――。
見た人にそんな気持ちを抱かせる写真がツイッターに投稿された。
こちらは、ツイッターユーザーのSaho.(@urbex_34)さんが、2022年3月1日に投稿した1枚。洞窟のような場所に鳥居が建っており、その奥から白い光が差し込んできていて......。
まるでSF映画のワンシーンのような、荘厳な雰囲気を醸し出しているのだ。投稿したSaho.さんも、
「未知なる者と遭遇してしまいそうな鳥居。ただ遭遇するのは余り良く無さそう」
とつぶやいている。
水没した道を進んでいくと...
非現実的なこの風景は一体、どこにあるのか。
Jタウンネット記者が、3月4日、Saho.さんに聞くと、ここは東日本に存在する、とある水没した地下坑道だという。戦時中に掘られた坑道の話を聞きつけ、現地に向かったそうだ。
「腰まで水没していた為ウェイダー(編注:水に入っても濡れないように腰や胸まで伸ばした胴長)を履いての探索になりました」(Saho.さん)
鳥居探しは一筋縄ではいかなかったようだが、「暗闇の中懐中電灯を照らしながら水没区間を越えて行くと、暗闇の中から赤い鳥居が浮かび上がり感動と共に畏怖の念を感じました」とSaho.さん。写真を見るだけでも雰囲気に飲まれそうが、生でみたその景色は圧巻だったのだろう。
この投稿を見た人からは、こんな反応が寄せられている。
「地獄の入り口?!」
「もう遭遇してる感じめっちゃする」
「なぜこんなところに...」
日本の地下には、こんな不思議な場所がまだまだ眠っているのかもしれない。