ここはヨーロッパ?いいえ、富山です 「メルヘンの街」に広がる夜景がまるで宝石箱
まるで西洋のお城のようにメルヘンな建物が数多く存在する、富山県・小矢部(おやべ)市。
先日Jタウンネットではその理由を「ここはファンタジーの世界?いいえ、富山です 小矢部市に『お城みたいな建物』が多いワケ」という記事内で紹介した。
今回ご紹介するのはそんなメルヘンな街の、あまりにもフォトジェニックな夜景である。
これは、ツイッターユーザーのゆーいち(@yu1photograph)さんが2022年1月15日夜、小矢部市を一望できる稲葉山から撮影した写真。
手前のワインレッド色の屋根と尖塔が特徴的な小屋は、小矢部の「メルヘン建築」の1つである「稲葉山牧野看視舎」。小矢部市観光協会の公式サイトによると「北欧の山小屋」をモデルにしているという。
その先には濃霧に覆われた街が広がり、オレンジや緑色の淡い光ぼんやりと霞んで幻想的な雰囲気だ。
Jタウンネット記者が18日、撮影当時の状況をゆーいちさんに聞いたところ、
「(その日の夜は)平野部が濃霧で覆われており、山から平野を見下ろすと雲海になっていると予想しました。また、快晴で満月に近い月も出ており、月明かりが立山連峰を照らして山並みが浮かび上がることから、夜景と雲海、立山連峰の3つの要素を構図内に落とし込めると思い現地に向かいました」
と説明。その予想は的中し「雲海の中の色とりどりの街灯が宝石のようで、非常に珍しい光景を捉えることができました」と振り返った。
ゆーいちさんが撮影した写真には、リプライなどでこんな声が寄せられている。
「素晴らしい」
「ホントにここ、富山県?」
「さすがメルヘンの街小矢部」
「まるでRPGゲーム世界と思ってしまう程神秘的...」
いつか見てみたいと思っていた冬の小矢部の雲海
— ゆーいち (@yu1photograph) January 16, 2022
そこに月明りで浮かび上がる立山連峰が加わって綺麗な夜景を見ることができました☺
初めましての方ともお会いできて束の間の楽しい時間でした!#東京カメラ部 #Nikon #富山県 #メルヘンおやべ pic.twitter.com/VcizTwXpgf