「周りの迷惑になるとは思いつつ、飛行機で大泣きする私。事情すら説明できずにいると、CAの1人が...」(都道府県不明、40代女性)
CAさんから心温まるメッセージと......
どうしようと思っているうちに飛行機は離陸。涙はどんどん溢れ、嗚咽に近いくらい泣き崩れてしまいました。周りの人達に迷惑だと思いながらも止められませんでした。
するとCAさんがやってきて、
「大丈夫ですか?」
と、ブランケットをかけてくれて私の手をそっと握ってくれたのです。
そして「大切な人と離れなくてはいけなかったのですか?」と聞かれました。私は泣きすぎて説明すらできず、ただ頷くことしかできませんでした。
それからしばらくすると、先ほどのCAさんが戻ってきました。そして、
「これ、乗員からです」
と、そのとき搭乗していたCAさん1人1人からの心温まるメッセージと飴を渡してくれたのです。
私はその優しさにもっともっと涙がこぼれ、女満別から伊丹に到着するまで泣き続けてしまいました。
飛行機から降りるときには、乗っていた皆さまにも迷惑をかけた恥ずかしさや、しゃくりあげて泣いていたことで声も出せず、黙って頭を下げることしかできませんでした。
でも、あの時見送って下さったCAさんたちの優しい笑顔、私を心配して下さった周りの方たちの優しい眼差しは、15年経つ今もずっと私の心に残っています。
人に優しくしていただくってこんなにも温かい気持ちになるんだな、優しさってこんなにも涙がこぼれるんだと思った出来事でした。
私は当時28歳、現在43歳で3人の子供にも恵まれ幸せに過ごしております。
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