合成写真じゃない...だと? 代官山の香水ショップがオシャレすぎて混乱する
東京・代官山に「合成のような素敵なお店」があると、ツイッターで話題を呼んだ香水ショップをご存じだろうか。
これが、その写真。写真家の三谷ユカリ(@mitsuyuka_lp)さんが2021年11月7日に投稿したものだ。
向かって左側は白を基調としたクールな感じ、右側は格調高い感じで木のぬくもりを感じられそうだ。それが真ん中できっぱりと分かれている。
まるで2枚の風景を合成したかのようだが、これは「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」代官山本店(渋谷区)という、香水や基礎化粧品を取りそろえたお店の中を撮影しただけ。れっきとした1枚の写真なのだ。
見れば見るほど脳が混乱してくるような、不思議な内装である。
リプライ欄では、
「えー凄い...リアルなんや」
「脳内での処理が追い付かないです笑」
「2枚の写真が繋がっているのかと 不思議なお店ですね」
「どうなってるんですかこれ?? トリックアートを見てる気分です...」
など、驚く声が多数寄せられている。
どんなお店なのだろうか。Jタウンネット記者は12月1日、投稿者の三谷さんに話を聞いた。
入って右手は、「19世紀パリの薬局」
インスタグラムで見かけたのがきっかけで、同店を訪問したという三谷さん。お店の雰囲気について、こう語った。
「とてもお洒落で、娘さんへのプレゼントを選びに来たお父様が来られていたり、温かいお店でした。実際に見ても、まさに異空間でした」
この内装のコンセプトは、どんなものなのか。同店を経営するBuly Japan(港区)のPR担当にも取材したところ、
「入って右手側はBULY創業当時の19世紀のパリの薬局をイメージに作られており、左側は東京のフューチャリズムを感じさせる空間になっています」
と、回答があった。
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は1803年、パリに総合美容専門店として創業した歴史をもつ。そんな背景と現代の東京のイメージとをミックスさせた、レトロかつモダンな内装というわけだ。
まるで合成写真のような、脳が混乱する空間......実物をその目で確かめてみては。