マロニーちゃん、もう迷子にならないよ! 「鍋の中で行方不明現象」を解決する裏ワザに反響
あなたは「マロニーちゃん」なる食材を食べたことがあるだろうか。
でんぷんを主原料にした、春雨のようにも麺類のようにも見えるちょっと不思議な食べ物、「マロニーちゃん」。
今、このマロニーちゃんを鍋に入れるときの斬新なアイデアがツイッターで注目を集めている。
これは、ツイッターユーザーのmokkun.jpさん(@mokkun855)が2021年11月17日に投稿したもの。
写真といっしょに、こんなふうに呟いている。
「鍋にマロニーちゃん入れるといつのまにかに行方不明になっちゃいますよね
そんなとき竹輪で一網打尽」
なんと、鍋に投入する前のマロニーを束ね、ちくわのわっかに通しているのだ......!
この「裏ワザ」に、リプライ欄では
「ちくわ+マロニーちゃんいいですね! 今度やってみたいです」
「なるほど!凄いし、美味しいですよね、これなら」
「これはすごい!!!早速やります!」
など、感心する声が殺到している。マロニーちゃんが行方不明になって困っていた人は多いようだ。
実は販売元であるマロニー(本社=大阪府吹田市)の公式サイトにも、「味しみ抜群のマロニーちゃんは、お出汁(だし色)に染まってお鍋の中で迷子になりがち」と、さらっと書かれている。
メーカーも、頻発するマロニーちゃん行方不明事件は把握しているらしい。
それを防ぐ「ちくわ」の活用術、もしかして画期的なのでは!?
22日、投稿者のmokkun.jpさんに詳しく教えてもらうことにした。
取り損ねたマロニーちゃんは、その後...
mokkun.jpさんは、3人娘の子育てに励むお父さん。マロニーちゃんは、その娘さんたちが大好きな食材。
今の季節は月に3~4回ほど、マロニーの看板商品「マロニーちゃん」を鍋やすき焼きの具材として使うそうだ。
しかし――。
「マロニーを煮込むほどに味が染みて美味しいのですが、鍋の底に沈んでしまい、さらにほかの材料がかぶさってしまい見つけにくさがありました。また取り損ねたマロニーは鍋にくっついてしまい洗い物も大変でした」(mokkun.jpさん)
乾燥している時は白いマロニーちゃんだが、ゆでると透明っぽくなり、さらに鍋の中でバラけるのでどこにあるのかわかりにくくなってしまうのだ。これが「マロニーちゃん鍋の中で行方不明事件」の原因である。
せっかく娘さんたちの大好物を入れているのに......そんなmokkun.jpさんに、ある日、転機が訪れる。
食べすぎに注意
「ネット上の料理献立サイトで、ちくわで(マロニーちゃんを)束ねていた絵をチラッとみかけて、その時は見過ごしてました。
スーパーに鍋用の材料を買い出しに出かけたとき、マロニーを手に取った時に以前見かけた絵をパッと思い出し、一緒にちくわも購入し、やってみました」(mokkun.jpさん)
mokkun.jpさんは料理献立サイトで見かけたそうだが、実は先述したマロニーの公式サイトでも、「マロニーちゃんをちくわの穴に通す」方法は紹介されている。公式ではmokkun.jpさんのカットよりかなり長め――おそらく二分の一にカットしたちくわにマロニーちゃんを通しているようだ。ほかにも「肉団子に挿す」という工夫も並んでいる。
ところで、この裏ワザを行うときの注意点はあるのだろうか。実践したmokkun.jpさんに、念のため聞いてみた。
「ちくわをカットしてマロニーをちくわの穴に差し込むだけで簡単なので、注意点はとくに見当たらないです。
食べ過ぎに注意くらいですかね笑」(mokkun.jpさん)
記者も冬は鍋三昧なので、マロニーちゃんをちくわに通して投入してみようかな?