「バスで泣く幼い私の肩を、後ろの男がトントン叩いた。助けてくれると思ったら、信じられない展開に...」(東京都・50代男性)
2021.11.03 11:00
もしも、近くで幼い子供が泣いていたら、あなたはどうするだろうか。
近くに保護者もおらず、迷子の様子だったら......助けの手を差し伸べてあげたい、と思う人もきっと多いはずだ。
東京都在住の読者・Fさん(仮名、50代男性)は幼い頃、まさにそんな「迷子」になった。
初めて一人で、祖父母の家に行く大冒険。最寄り駅までは順調にやってきたが、その後で乗ったバスの窓から外を見ると、周りには知らない景色が広がっていた。
――違うバスに乗ってしまった。
そう気づいたFさんは、不安のあまりその場で泣き出してしまう。
しかも、助けを求めていた彼の前に現れたのは、あまりにも無情な人物で......。
FさんがJタウンネット編集部に教えてくれたその日の出来事を、一緒に振り返っていこう。