「海のにおいがしました」 やわらかな夕日に照らされた江ノ電の「ミニ踏切」が心をくすぐる
江ノ電のちいさな踏切
投稿者・「7」さんは、街の景観や風景を撮影する写真家だ。この写真を撮影したのは、「2021年2月21日、鎌倉高校前駅付近です」ということだった。
江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅は、鎌倉市腰越一丁目にある。撮影したのは、「日が沈み始めた時間帯です」と、付け加えた。投稿者がコメントしたかったのは、「この時間帯の『江ノ電』が1番好きかもしれない」ということだ。
「頻繁に行ってる訳ではなく、たまに訪れて長時間撮影することがあります。踏切の足場を手前に、ミニ遮断機を奥にするために、広角レンズを使用して奥行感を意識しています。
撮影した日は休日だったので、車が1台も通らないタイミングを、車で割と待ちました。快晴なのも良かったですが、雲があっても良かったかなと、撮影後感じました」(「7」さん)
相当にこだわりを持って、じっくり時間をかけて撮った、会心作だったようだ。
ツイッターの反応が大きかった原因の一つに、この撮影場所「鎌倉高校前駅付近」が、数々のアニメ、TVドラマ、漫画の舞台として知られていることも挙げられるだろう。
「聖地巡礼も兼ねていきたいんだよなぁ」といった声も寄せられていた。
ちなみに、駅の近くにある鎌倉高校前1号踏切は「SLAM DUNK(スラムダンク)の踏切」として、台湾からの観光客にも人気のある定番観光地となっている。
コロナ禍でなかなか訪れることができないファンたちにとって、心にしみる一枚となったのかもしれない。
この時間帯の江ノ島が1番好きかもしれない。 pic.twitter.com/SNeRXhAZE0
— 7 (@_szuna) September 12, 2021