首回るカエルに超巨大数珠... 源平合戦ゆかりの地「須磨寺」の不思議オブジェたち
[かんさい情報ネットten.―読売テレビ」2021年5月19日放送の「Let's go若一調査隊」のコーナーでは、神戸市にある「須磨寺」の珍しいオブジェを紹介していました。
須磨区にある「大本山須磨寺」は886年創建で、1184年、源平一の谷合戦が行われた時、源氏の大将源義経の陣地であったことで知られます。
境内では平敦盛と、源氏方の熊谷直実が決闘するシーンが再現されています。
他にも敦盛の首塚が祀られていたり、敦盛愛用の「青葉の笛」の展示されていたり、源平ゆかりのお寺として親しまれています。
思わず笑顔になる「珍オブジェ」も
そんな須磨寺には、他のお寺では見ることのできない数々の変わったオブジェがあるそうです。
例えば、「ガッツポーズをするお地蔵さん」「首が回転するカエルの石像」「亀の石像の上で回転する七福神」。
「見ザル」「言わザル」「聞かザル」の三猿に「怒らザル」「見てごザル」が加わった「五猿」もあります。頭を撫でてあげると手が動くとのこと。
吊り下げられた巨大な大数珠「結縁数珠」は肩にかけて「南無大師遍照金剛」と3回お経を唱え、お大師さんとご縁を結ぶことで一つだけ願いをかなえてくれるという「一願成就」の大数珠だとか。重いので、力のない人は手伝ってもらってもいいそうです。
副住職によると須磨寺は「生きているうちにお寺に来てもらい笑顔になってもらう」という「生きるための仏教」をテーマにしていているとのことです。
須磨寺は「人々を笑顔にするお寺」なのですね。
(ライター:まみ)