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この手があったか...! Zoomを活用した「令和の子育て」が画期的すぎる

大久保 歩

大久保 歩

2021.05.31 17:00
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仕事の会議や打ち合わせ、プライベートのオンライン飲み会などでも頻繁に使われているオンライン会議ツール「Zoom」。

これを利用した育児の工夫が、まさに「令和の子育て」だとツイッターで注目を集めている。

「思いつきでやってみたら便利すぎて笑ってしまったのですが、タブレットを使って寝室とキッチンでzoomを繋いだらベビーモニターとして使える上に、日本の親を招待して『ちょっと見ててー』ってしたら私はちょっと目を離して作業できるし親は孫を見られるしでwin-winでほんと良い 令和の子育て感ある...」

これは、ツイッターユーザーのniintottaさん(@niintotta)が2021年5月24日に投稿したつぶやき。

キッチンと子どもがいる寝室をZoomでつなぐことで、親が子どもから少し目を離すときも、画面の向こうにいる祖父母に子どもの様子を見ていてもらうことができるという。

この画期的なアイデアに、リプライ欄では

「なるほど、zoomという手がありましたか(感動)!!」
「おめでとう&すげぇ!って声出た~」
「便利な世の中になりましたね! 私もあの頃に戻れたら...」
「ズームの本質って移動の伴わない『どこでもドア』なんじゃないかな」

などの声が寄せられている。

Jタウンネット記者は26日、投稿者のniintottaさんに詳細を聞いた。

LINEより便利

画像はイメージ

現在、フィンランドで子育てをしているniintottaさん。両親は日本に住んでいるという。

Zoomをベビーモニターとして使うアイデアは、

「寝ている子供の様子を見たいが物音で起こしたくはなかったので、どうにか手持ちのもので寝室の様子を確認できないかと考え、仕事でよく使うzoomに思い至った」

とのこと。

普段は寝室とキッチンにタブレット(またはスマホ)を置き、両方の端末をZoomにつなぎっぱなしの状態にしているそう。これで、互いの部屋の様子がいつでも確認できるというわけだ。

さらに、遠く離れた祖父母をそのZoomミーティングに招待すれば、様子を見ていてもらうこともできる。

例えばキッチンでコンロを使って料理をしているとき、火から目を離すと危ないが、小さな子供からも目が離せない。それを祖父母に見ていてもらえば、子供に何かあった時、すぐに知らせてもらえるのだ。

この方法のメリットとして、niintottaさんは「離れて住む第三者に見てもらえること」、 「ベビーモニター用の特別なカメラ機器の購入が要らないこと」を挙げた。

さらに、第三者がオンラインミーティングに参加するときの手間も違う。

通常のテレビ電話だと、お互いの時間を合わせてこちらから発信し、相手に通話を受けてもらわなければならない。

しかしZoomなら、あらかじめURLを送るなどして招待しておき、招待された側はその時間に参加できるようならミーティングに参加すればいい。

「時間が合えばラッキー、合わなくても普通にモニターとして使えるのでプレッシャーがない」のが大きいという。

一方で、Zoomを使うときのデメリットとしてniintottaさんは以下を挙げた。

・zoomは有料会員でないと40分の時間制限がある(編注:3人以上でのミーティングの場合)
・バッテリーはかなり使う
・場合によっては音の跳ね返りがあるので工夫が必要

また、

「zoomはセキュリティ面を懸念している人もいるかと思うので、あくまで自己責任で使用するか別の会議ツールを使うなどしてほしい」

と、付け加えた。

子どもから少し目を離して作業する必要があり、家族が出かけていたり遠くに住んでいたりする場合には便利そうだ。

ペットのお留守番カメラのようにも使えるのではないだろうか。

2台以上のスマホ(またはタブレット)とZoomアプリがあればすぐできるので、試す価値はありそうだ。

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