非喫煙者には理解不能? 1本約30円のたばこを、喫煙者が快く他人にあげられる理由
喫煙所でたばこを吸っていたときに、友人のX君から
「たばこ、一本ちょうだい」
と聞かれた。たばこを家に忘れてきてしまったのだとか。
だから、1本手渡した。
これを世間では、「もらいたばこ」という。
非喫煙者には、よくわからない文化かもしれない。筆者は知人から、こんなことを言われた。
「喫煙者の人って、なんでそれが許せるの?すごいよね」
曰く、自分が、自分のために購入したものの一部を無償であげることって、あんまりないんじゃないか、ということだった。
たしかに、言われてみればそうかもしれない。お土産や、誰かと一緒に楽しもうと思って買ったお菓子なんかを分けることに、もちろん抵抗はない。
でも、大好物の唐揚げ弁当の唐揚げを「一個ちょうだい」と言われたら......正直嫌だ。
たばこは誰かのために買ったお土産より、自分のために買った唐揚げ弁当に近い存在のはず。
なのに、「もらいたばこ」という言葉があるくらい、人にたばこをあげたり貰ったりするのは、珍しくないことだ。
喫煙者の筆者は思う。
「だって、1人で吸うよりも、誰かと一緒に吸うことが好きだから...」
でも、もしかしたら嫌だと思っている人のほうが多かったりして......。
みなさんは、この行為ってアリだと思う?そんな疑問から、Jタウンネットでは2021年5月17日から25日まで、「『たばこ、一本ちょうだい』ってアリだと思う?ナシだと思う?」をテーマにアンケート調査を実施した。