ただ「ぐるぐる」してるだけじゃなかったんだ... 名古屋駅のシンボル「飛翔」はかつて光る噴水だった
水が車にかかると苦情が...
しかし、交通量の多い名古屋駅前、「飛翔」の水が車にかかると苦情が出るようになり、冬には、その水で道路が凍結し、事故の原因になる恐れもあったことから、噴水を停止。
さらに、ライトアップも光ファイバーや冷却装置の故障が絶えなかったことから、こちらも停止。今は、ただ、ぐるぐるしているだけになってしまいました。
そんな「飛翔」も、リニア中央新幹線の開業整備に向けた、名古屋駅周辺の整備に伴い今年度中に撤去され、その後は、名古屋駅から2キロほど離れた高速道路の下に再構築される予定だそうです。
今はただぐるぐるしているだけとはいえ、多くの人に愛されていたようで、「さよなら飛翔」と題したぐるぐるの中を見学できるイベントには、定員の10倍以上の申込があったそう。
あの風景がなくなるのは寂しいですが、次はどんな風景になるのかも楽しみですね。
(ライター:iwatami)
(5月6日15時0分編集部追記:記事初出時、本文中に脱字がありましたので修正しました)