こんなところにも争いの火種が...! コードを束ねて留める「あの道具」、なんて呼んでる?
こちらは、コード類を束ねて留められる便利な道具。あなたはこれをなんと呼ぶだろうか。
実はこれ、一歩まちがえれば戦争へと発展しかねない、非常にセンシティブな問題なのだ。
ツイッターユーザーのAKIBAJINさん(@AKIBAJIN)は2021年4月17日、こんなツイートを投稿した。
上司「これなんて呼んだら相手に伝わる?」
私「それは宗教上の理由により簡単には答えられません」
上司「えっ、なんで?」
こんな会話とともに、このアイテムの写真を投稿したのだ。会話はその後、
私「あーあれです。今川焼きみたいなものです」
上司「あぁー!(納得)」
と、続く。
小麦粉を使った生地の中に、餡子を入れて焼いた丸い筒型のお菓子が「今川焼」「回転焼き」「御座候」と様々な名前で呼ばれるように、このアイテムにもいくつも呼び方があり、みんな自分の呼び方こそが正しいと思っているわけだ。
実際、AKIBAJINさんの投稿のリプライ欄には、コードを束ねるこの道具について多彩な呼び名がずらりと並んでいる。
「結束バンドの話ですよ(ニッコリ)」
「ロックタイやろ」
「え? インシュロックでしょう? 違うの?! ←大声」
「みんな落ち着け、ここは『タイラップ』のツリーだぞ」
AKIBAJINさんが案じたとおり、完全に宗教戦争状態だ。
また、
「タイラップでとめよう!」
「え?」
「結束バンド」
「ん?」
「インシュロック」
「あー!」
*実話です
という、興味深い体験談も。
「タイラップ」も「結束バンド」も通じず、「インシュロック」という呼び名でやっと通じたらしい。「タイラップ」も「インシュロック」もメーカーの商品名なのだが、それがそのまま通称として浸透しているようだ。
ちなみに、AKIBAJINさん自身はなんと呼んでいるのか尋ねると、
「最初はタイラップと呼んでいましたが、就職してからインシュロックという名称を聞くようになってから、総称して結束バンドと呼ぶようにしております」
と、各方面に配慮した丁寧な回答をくれた。
記者もこれから結束バンドを使うときは、きちんと相手に通じるか注意しようと思う。さて、読者のみなさんはなんと呼ぶ派?