地域性の違いとぴったり? 一級水系で日本を再編した「109都府県」がめっちゃ良い
都道府県というと、「47」という数字が当たり前のように頭の中に浮かんでくるが、実は47都道府県になるまでには、けっこう紆余曲折があった。
そもそも明治維新後、廃藩置県(1871年)が行われたときは、1使(開拓使)、3府(東京都・京都府・大阪府)、302県だったという。開拓使とは、北海道・樺太などの開拓のために設けられた官庁だ。
都道府県の編成については、その後も、さまざまな案が検討されたと聞いている。日本全国をどのような行政区分に区分けするか? 国民一人一人にとって、切実な問題である。
2021年4月18日、「一級河川(水系)で都道府県を再編してみたら」という試みが、ツイッター上に発表され、大きな話題となっている。なんと「1都1府107県もできてしまった」らしいが、それが下のツイートだ。
なんとなく一級河川で都道府県を再編してみたら
— 雀宮タクオ (@Fsuyjuieto) April 18, 2021
1都1府107県もできてしまった pic.twitter.com/XffrKDEy0T
雀宮タクオ(@Fsuyjuieto)さんが投稿したツイートには、2万2000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(4月20日昼現在)。
ツイッターにはこんな声が寄せられている。
「一級河川は109水系あるから、そりゃそうだな、としか。 でも、この地図はスゴイなぁ」
「興味深く拝見しました!」
「これはとてもいいものです。流域地図全国版」
「コレめちゃくちゃ良いですね! 勉強になります」
「一級河川で都道府県を再編」という大胆な構想に着手したきっかけは、何だったのか? Jタウンネット記者は投稿者の雀宮タクオさんに聞いた。