名古屋の桜の名所にかかる「鼎小橋」 人気の撮影スポットだけど...誕生の意外な理由とは

[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2021年4月5日放送の新コーナー、街の住人が自分の街の自慢をクイズ形式で出題する「いいね!わがマチQ」のコーナーで、名古屋市瑞穂区の桜に関するローカル情報が紹介されました。
人口約10万8千人、大学や高校も多い名古屋市瑞穂区。街のシンボルは桜で、マスコットキャラクターも桜の花をモチーフにした、淡いピンク色をした桜の妖精「みずほっぺ」です。
そんな桜の街、瑞穂区の桜の名所は、山崎川。川沿いにおよそ600本のソメイヨシノが植えられた桜並木が絶景です。
中でも、桜並木を一望できる木造の趣のある佇まいの「鼎小橋(かなえこはし)」は人気の撮影スポットになっています。
そこで「わがマチクイズ」の出題です。なぜ、この鼎小橋は架けられたのでしょうか?
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答えは、「学生が渡るため」。
鼎小橋の近くにある名古屋市立大学の学生が行き来できるように架けられたそうです。
同大学によると、59年前の1962年、集中豪雨で山崎川の橋が流されてしまいました。当時、川の両側にあった校舎の往来が遠回りになったため、急遽、木製の鼎小橋を架けたそうです。
木造の温かみのある橋で、桜の風景とぴったりです。遠出をしなくても、こんな素敵な桜の風景があるんですね。
(ライター:iwatami)