「『通路側に座りたいから、あなたは真ん中に移って』。新幹線の指定席に座っていたら、知らない女性が話しかけてきて...」(埼玉県・40代男性)
新幹線の車両内で、迷惑な客に出会ったことはないだろうか。
無言でフルリクライニングしたり、隣席の乗客なんて気にも留めずに大股で足を開いたり...。そんな態度を一度でも見てしまうと、乗車後も憂鬱な気持ちを引きずってしまう。
――私が通路側に座りたいから、あなたが真ん中の席に移って
――ここは私の席です。指定して買ったんです
この会話は、ある読者がJタウンネット編集部宛に寄せた一通のメールから抜粋したやり取り。埼玉県在住のKさん(40代男性、仮名)が、3人掛けシートの通路側(C席)を指定席で購入し、新幹線に乗り込んだ時のことである。
Kさんが苛立ちを隠せないのは、本来ならば真ん中のB席に座るはずの年配女性に対して。女性は途中駅から乗車してきたそうだが、なぜかB席に着かず彼の隣に立っていたという。
あらかじめ席を選べばいいのに...、とため息をつくKさん。彼が体験したエピソードの一部始終を覗いてみよう。
B席に座りたい?テーブルを畳み、席を立つも「不躾」な対応
私も、新幹線車内で「迷惑な隣の席の人」に出会ったことがあります。
新幹線で東北地方の実家に帰省する途中のこと。3人掛けの通路側の席に座りたくて、あらかじめみどりの窓口で席を指定して買いました。当時私は、あまり体調がすぐれなかったので、揺れが少なくトイレや洗面所に行くのが楽な席に座りたかったのです。
いわゆる通路側のC席の指定席です。座席の窓際、A席には別の乗客がいました。
ムカついたのは、真ん中のB席の年配女性です。
その女性客は、途中駅から乗ってきたのですが、席の脇にずっと立っているんです。私はB席の客かなと思い、テーブルを畳み一旦席を立って座ってもらおうとしたのですが、手を向こうに振るしぐさをしてきました。
「何ですか?」
と聞いたら、
「あなたが真ん中の席に移ってね。私がここ(通路側の席)に座るから」
「私が通路側に座りたいから、あなたが真ん中の席に移って」
などと言ってきました。
ええ...。半ばびっくり、半ば呆れて、
「ここは私の席です。指定して買ったんです」
と、きつめに言ったら、女性はしぶしぶ真ん中の席に座りました。
30年近く列車で移動をしているのですが、こういう乗客は初めてでした。
真ん中の席以外に座りたかったら、自分でシートを選んで買うとか、自由席を使えばいいのにと思いました。
新幹線で出会った「迷惑な隣の席の人」いませんか?
新幹線内でイラっと、モヤっとしたことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。
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