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「出産はちくわに○○を通すのと同じ」 鼻からスイカより想像しやすい?斬新な出産レポートに反響

大久保 歩

大久保 歩

2021.04.02 17:11
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4才の長男に疑問をぶつけられ...

「ちくわにペットボトルを通す」というたとえを思いついたきっかけは、作者の息子さんとの会話だったそうだ。

現在、4歳と0歳の2人の息子さんを育てている作者。次男を出産した際に膣裂傷を患い、日常動作も難しい日々が続いたそう。

そんな母の姿を見た長男から、

「どうやって赤ちゃんがでてきたの?」
「ママはどんな怪我してるの?」
「どうして走ったり僕と遊べないの?」

などの疑問をぶつけられ、小さな子どもにもわかるようなるべくシンプルに、かつ視覚情報を用いて伝えようとした結果、今回のアイデアが生まれたと言う。

2度の出産を経験した作者によるリアルな漫画には、

「会陰切開やったので、わかりみ」
「次は絶対無痛分娩にする!と陣痛中何度思ったことか」
「色々思い出しますぁ、、、」
「これは保健体育の教科書に載せるべきですね。男でも少しは理解出来ます」

など、性別を問わず多くの声が集まり、2万以上の「いいね」、1万近いRTと大きな反響を呼んでいる(4月1日時点)。

作者にどんな反応が印象的だったか尋ねると、

「性別関係なく『わかりやすい!』とコメントしてくれて安心しました。また多くの経産婦さんからのコメントもありがたかったです。
意図していたとはいえ、簡素過ぎる表現で説明不足が否めず、たくさんの人に拡散される事に不安もありましたが、経産婦さんたちのコメントで漫画の中で語られなかった知識も追加されていったのが嬉しかったです。私も大変勉強になりました」

一方で、漫画を見て「こわい」 「出産したくない」 「こんな思いまでして子供を欲しくない」 のような感想を持つ人も少なくなかったそうだ。

作者はその人たちに対して「怖がらせてしまって大変申し訳ない」としつつ、

「長い人生なにが起こるか分かりません。いつか自分のお腹の中に赤ちゃんが宿った、または子供が欲しいと思う事もあるやもしれません。
そんな時、このツイートがこれからどうするかの判断材料のひとつにでもなれば本望と、かつて妊娠出産の恐怖・仕事を辞めなければいけないやるせなさで泣き暮らした私は思うのです」

と、コメントした。