「メラミ」に「メラゾーマ」...もしや飼育員ドラクエ好き?インパクトでかいカンガルーの名前の由来
「炎のようにメラメラと......」
Jタウンネットが投稿者のびびさんに話を聞いたところ、この画像を撮影したのは21年2月23日。
びびさんは
「他のカンガルーさんのお名前が可愛かったり、オーストラリアの地名からとっていたりする中でインパクトがとても強かったです。
私自身もドラクエ世代ですので子どもの頃を色々思い出しながらツイートしました」
とつぶやいた経緯を説明する。
それにしても、どのような理由からこの二頭に名前がつけられたのだろうか。
その詳細を知るべく、Jタウンネットは東武動物公園を取材し、広報を通じて3月12日、担当者から回答を得た。
気になる二頭の名前の由来について、担当者は
「初代名づけ親の飼育担当者がドラゴンクエストが好きで、呪文効果のようなカンガルーになってもらいたいと願い、つけはじめた」
と説明する。
お母さんのメラミちゃんには
「炎のようにメラメラと燃えるような元気いっぱいのカンガルーになってほしい」
との思いが、そして娘のメラゾーマちゃんには
「メラ属性呪文特大ダメージの効果がある為、メラミよりさらに......」
との思いがこめられているそうだ。
ちなみに、以前は、「ベギラマ」、「ホイミ」、「パルプンテ」、「キアリー」といった同じくドラクエの呪文と同じ名前がついたカンガルーがいたそう。
また、同園にはアビシニアコロブスの「ギラ」、そして今はいないが、ジェフロイクモザルの「スカラ」など、カンガルー以外にもドラクエの呪文由来の名前がついた動物がいることを明かした。
担当者は、今回メラミちゃんとメラゾーマちゃんの名前が話題となったことに対して
「ツイッターなどで話題になっているとの事で驚いております。
これを良い機会に、動物の素晴らしさにも触れていただけたら幸いです」
とコメントした。