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「赤ちゃんできたんでしょ」隣人女性への一言でトラブルに。悪意はなかった?独居おじさんの悲哀【ご近所トラブル大賞2020】

自己防衛おじさん//橋本鉄平

自己防衛おじさん//橋本鉄平

2020.12.28 17:00
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Jタウンネットの人気コーナー「実録!ご近所トラブル」。2020年も読者の皆様から数多くのトラブル体験談が寄せられた。

騒音トラブルや無断駐車、道路族、タバコの匂いなど...。近隣住民の奇行や管理人などの対応に、頭を抱えている人も多いはずだ。

そこで、19年に続きJタウンネットのもう一つの人気コーナー「自己防衛おじさん(@tpyclub)」とのコラボ企画を実施する。

ご近所トラブルのコーナーで20年によく読まれた上位5記事を編集部でピックアップ。「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、「トラブル危険度」を☆1~☆5の五段階で評価。その上で、独自の見解を聞いた。

これまで、読者から寄せられた多種多様なお悩みに回答してきた自己防衛おじさん。ご近所トラブルの当事者達に、どんなアドバイスを送るのだろうか――。

3位は隣人の男性をめぐるトラブル

【第3位】「『赤ちゃんできたんでしょ』隣のおじさんがベランダから一言。えっ、どうして知ってるの...?」(東京都・30代女性)

4月4日に配信したこの記事は、隣人のおじさんに怯えた日々を綴ったご近所トラブルだ。

怖い...?(画像はイメージ)
怖い...?(画像はイメージ)

新婚時代に職場から近い物件を探し、引っ越したHさん(東京都・30代女性)。隣の部屋には、50代くらいの男性が1人で暮らしていたという。

ある日のこと。おじさんが、彼女のベランダ越しに部屋の中を覗いていたという。

――ちょっと、怖いな。

そんな中、彼女は子供を授かった。友達が遊びに来た時に「妊娠したんだ」と報告し「おめでとう」と会話を交わしたという。

その翌日のこと。ベランダで洗濯物を干していると、おじさんが顔を出して

「おめでとう...赤ちゃんできたんでしょ」

と一言。子供を授かったことは、おじさんには一切伝えていないのに、である。

怖くなったHさんは、管理人に相談したものの解決せず。すぐに引っ越しをしたそうで...。友達との会話を盗み聞き?おじさんは、今でも同じ部屋に住んでいるという。

――はてさて、自己防衛おじさんの見解は。

この投稿のトラブル危険度は...、☆5つだという。

「あなたにとって意味のある気付き」

祝福されるのはとても気分の良い話。

たとえそれが近隣住民で、かつそこまで親しい関係でなかったとしてもです。

他人に興味を示さないことが一般的になった現代社会では、人様に干渉しないことが暗黙のルールでありマナーの一つのようになってしまいました。

しかし裏を返せば、利己的な人間が増え、誤った個人主義の蔓延により社会のモラルの低下を招いているのです。

その結果、電車内でスッピンから化粧をし始めたり、臭いのきついファストフードを食べ始めたり。

まるで自分の部屋にいる時と同じような立ち振る舞いを平気で公共の場で見せつけてくる。一言で言って非常識な人間の増殖に繋がってしまいました。

隣のおじさんはある意味、前時代的でありながらも人情味あふれ、人様に興味のある、世話焼きのおじさんだったのではないでしょうか。

そのおじさんにはそもそも盗み聞きや覗きという概念がなく、プライバシーを尊重するような感性もあまりなかったのでしょう。

理由は何であれ、大変レアなタイプの人間と一時的にでもご縁があったことは、良し悪しは別にしてあなたにとって意味のある気付きになったのではないでしょうか?

トラブル危険度☆☆☆☆☆

見解から「☆1」なのでは...、と思った読者もいるかもしれない。自己防衛おじさんによると

「コメントはマイルドに、しかしながら、やはりヤバい爺さんだという意味で☆5となりました」

とのことだった。

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