「カリ...カリ...」深夜に響く不気味な爪音 勇気を出して確認したら...まさかの正体に爆笑
真夜中にふと目が覚めてしまうこと、ないだろうか。
そういうときは何だか妙に小さな物音が不気味に聞こえてしまい、なかなか眠れなくなってしまうものだ。
深夜に目が覚めた際の恐怖体験を描いた漫画が、ツイッターで話題となっている。
これは2020年12月1日、ツイッターユーザーの「みずきちゃん」(@mzk870_1)さんが投稿した漫画。
可愛らしいタッチのイラストが印象的だが、果たしてどんな恐怖体験なのか......。 早速、その内容を見ていこう。
数年前、畳張りの和室に暮らしていたという「みずきちゃん」さん。
当時、ゲームの実況動画を見るのがマイブームだったとのことで、その日もホラーゲームの実況動画を見てから就寝したという。
そして、深夜。なぜかふと目が覚めてしまった「みずきちゃん」さんに聞こえてきたのは
「カリ...カリ...カリリ...」
という不気味な音。いったいどうして......?
どんどん音が近づいてくる...!
まるで長い爪で畳を引っ掻いているようなその音は、ゆっくりと近づいてきたという。
畳というのも相まって、余計に恐ろしい......。
こういうときには「金縛り」で体が動かない、というのはよくあることだが、「みずきちゃん」さんの体は幸い、無事に動かすことができたそう。
しかし
「下手に動いて気づかれてしまったら...と思うと、怖くて動けませんでした」
とのこと。
寝る前に見ていた実況動画でプレイしていたのは、ホラーゲーム「零(ゼロ)」。心霊的な噂が数多く存在するタイトルとして有名だ。そのため「みずきちゃん」さんは
「これも、零によって引き起こされた心霊現象......?
それとも......」
と、恐ろしい思いでいっぱいになっていたようだ。
そうこうしている間にも「カリ...カリ...」という爪の音は近づいてきている。
ついにその不気味な音は、恐怖に震える「みずきちゃん」さんの真横に。
「サッと電気つけたら消えるかな......
でも電気つけても消えなかったらはっきり見えちゃう...」
と、心臓をドキドキさせながら悩んでいたが......。
「不意打ちで電気をつけて相手が怯んでいるうちに逃げる!」
そう覚悟を決めた「みずきちゃん」さんがいよいよ動いた。
バッと電気の紐に手を伸ばす。明るくなった部屋で発覚した爪の音の正体は......。
まさかの正体
カリカリと畳を引っ掻く爪の音、その正体はケージから逃げ出したヤドカリだった。
まさかヤドカリが歩いている音だったとは......。何はともあれ霊的なものでなくて一安心である。
Jタウンネットが3日、投稿者の「みずきちゃん」さんに話を聞いたところ、この体験をしたのは2010年ごろのこと。逃げ出していたのは当時飼っていたペットのオカヤドカリだったそう。
この恐怖の夜の感想を改めて尋ねると、
「絶対爪の長い黒髪ロングの女がいると思ってたので、唖然というか...時が止まるってこういうことだなと思いました。ヤドカリも脱走がバレたことに気づいたのか暫く固まってました」
と振り返る。こういうことはしばしばあったのか聞くと、「脱走は、うっかりカーテンをケージの中に入れてしまったその時だけです」とのことだった。
なお、ヤドカリは足が遅いらしく、この脱走のあともすぐに捕まえることができたという。
この漫画にツイッターでは
「動物飼育者あるある」
「寝てる時にペタペタ...と音がし上からボトッと落ちてきたことがあります
でっかいカエルが...」
「同じネタで、30㎝のムカデを経験したことはありました」
「めっちゃわかる......!昔、寝てたら枕元でガサガサ不審な音がして、ドキドキしながら電気つけたら、逃げ出したカブトムシがいたー!」
といった共感の声が多数寄せられた。
このような反響に、「みずきちゃん」さんは
「同じような経験をしたという人が沢山いて面白いです。逃がさないように気を付けてほしいです」
とコメントした。