「鬼滅の刃が見たいので休みます」 ラーメン屋の正直すぎる貼り紙が話題に
「どうしても見たかったんです」「む! それは仕方ない!」
貼り紙が話題の「ぱたぱた家」はJR南武線の西国立駅から徒歩数分の場所に、今年3月に開業したばかりだ。
まず、この貼り紙を発見し、ツイッターに投稿したオダッチェン子さん(@sodatschko)に話を聞くと...。
「1か月ぶりのお休みということで、たまたまそんな日に当たってしまって、僕も間が悪いなというのと(笑)、理由についてもわりと納得してしまったというのが正直なところです。ちなみに翌日にあらためて行って食べてきました」
ちなみに、オダッチェン子さんと「ぱたぱた家」店主のタクマさん(@patapataramen)は、ツイッター上でこんなリプライを交わしている。
「申し訳ありません。どうしても見たかったんです またの機会お待ちしてまーす」(タクマさん)
「いえいえ、まったく気にしていませんのでお気遣い無く! むしろ『うむ! それは仕方ない!』と煉獄さんばりに頷いておりましたw」(オダッチェン子さん)
「ありがとうございます! 麺柱目指して頑張ります」(タクマさん)
次に、ぱたぱた家店主のタクマさんこと、丸田拓馬さんに話を聞いた。劇場版「鬼滅の刃」が見たかった理由をこう語った。
「週刊少年ジャンプで『鬼滅の刃』の連載が始まった最初からずっと読んでいたので、映画が決まった瞬間から見に行こうと思っていました。もちろんTVアニメも観てました」
2016年2月の連載スタート当初からのファンであることを強調した。けっしてニワカじゃない、筋金入りの鬼滅ファンだったのだ。
10月22日をお休みに決めた訳を聞くと......、「嫁と見に行く予定だったので、嫁の休みに合わせました」と丸田さん。なんとも泣かせる理由だった。映画館は立川のシネマシティだという。「映像のクオリティが凄くて最高でした」と、大満足の様子だった。
常連のお客様からの反応はどうだったのか?
「正直な休み方好きって言ってくれる方がけっこういました」
意外にも、かなり好評だったようだ。
確かに、冒頭のツイートにも、「これは仕方ない」「もっと休んでもいい」といった声が多かった。「鬼休み」......、いまや社会に許容されるライフスタイルかもしれない。
「映画『鬼滅の刃』を観たいから」と、休む理由をきっぱり明言する。Jタウンネット記者も、これからそうしようと思った。