天下一品で「あっさり」を食べる人って存在するの?→全国調査の結果がこちらです
みなさん、「こってり」好きすぎでは...
今回のアンケートで用意した選択肢は、「こってり」「あっさり」「屋台の味(こっさり)」の3つ。屋台の味とは、こってりとあっさりの中間味だ。商品名は屋台の味だが、天一ファンの間では「こっさり」とも呼ばれている。
下の図表が、全国の得票数を表した円グラフと、各都道府県で最も票を集めた選択肢を色分けした日本地図である。
全体の結果で、他の味を大きく引き離したのは「こってり」味(78.8%、785票)だった。「あっさり」味は12.7%(126票)で、「屋台の味(こっさり)」は8.5%(85票)となった。やはりというべきか、こってり派が圧倒的な人気を獲得する結果だった。
では好みの味に地域差はあるのだろうか。
全体の結果が示すように、ほとんどの地域でこってり派が優勢だった。北から南まで、全32地域で人気を席巻している。こってりへの投票数が100%を占める地域も多く、やはりみなさん、あの麺から離れることを知らない濃厚スープのとりこになっているようだ。
見た目もさることながら、スプーンをスープに浸すとタプタプと波打つくらいドロッドロの「こってり」スープ。天下一品といえば...、やっぱりこれなのだろう。全体の投票率が物語っている。
では「あっさり」味はどうだろう。得票率が高かったのは、7地域のみだった。富山(100%)、福井(66.7%)、山梨(100%)、岡山(50%)、高知(100%)、大分(100%)、鹿児島(100%)である。
きっと、天下一品の「あっさり」を食べたことがない人もいるだろう。こちらである。
「こってり」に比べて「あっさり」は格段にスープがサラサラである。
だけどコクがあって、美味しい。でも...、「こってり」見た目と味のインパクトが大きすぎる。筆者が訪れた秋葉原店の「あっさり」味の商品紹介欄にも、
「天下一品と言えばこってりですが」
と前置きがあったくらいだ。
最後になるが、屋台の味(こっさり)は、福島(100%)、奈良(40%)からの得票数が多かった。
みなさん、「こってり」好きすぎでは...とも思ったが、逆に考えると、公式サイトも店舗もこってりを推している天下一品。その中で、約12人に1人があっさり派というのは、思ったよりも「隠れファン」がいるのかもしれない。
みなさんもあえて「こってり」ではない味を注文してみるのは、いかがだろうか。