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ラブホ入り口に「カニの持込は固くお断りします」 過去に何があった?支配人に聞いてみると...

笹木 萌

笹木 萌

2020.09.16 06:00
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「長距離運転で仮眠のためラブホテルに入ってすぐ目についた注意書き」

ツイッターユーザーのなうしき(@nausiki)さんによるこんな投稿が、話題になっている。いったいどんな注意書きなのか...。

それがこちらだ。

なぜカニ...?(画像はなうしき@nausikiさん提供)
なぜカニ...?(画像はなうしき@nausikiさん提供)

「お客様へ カニのお持込は固くお断りいたします」

なぜラブホテルでカニ...?いろいろと謎だ。注意書きの下にはビールらしきものを持って乾杯するカニのイラストが描かれている。ますます謎だ。

なうしきさんの投稿に対し、ほかのユーザーの間では、

「ラブホでかに鍋パーティーが......?」
「清掃員が蟹アレルギー?」
「えっと...?隠語?」
「生きたカニ持ち込んだのが逃げて、後の客挟んだんだろうな」

といった様々な推測がされている。いったい、このホテルで何があったのだろうか。

「すぐ近くに鮮魚センターがあります」

Jタウンネットは2020年9月15日、貼り紙が発見された「HOTEL パルコ」(新潟県柏崎市)を取材した。

ホテルは日本海にほど近く、海水浴場や恋愛成就のスポットとして知られる「恋人岬」が付近にある。恋人とのデート後に寄るには絶好のロケーションだ。

取材に応じた同ホテルの支配人によれば、貼り紙は1階駐車場から建物内に入る扉に掲示されている。貼った時期は「ずいぶん前」とのことだった。

ここで気になるのが「カニの持ち込み」の意味。なぜこのような貼り紙を掲示したのか、支配人に聞いてみると、

「すぐ近くに鮮魚センターがあるものですから。カニを持ち込むと部屋ににおいが染みついて、お客様を次に案内することができないんですよね」

とのこと。どうやら鮮魚センターで買ったカニを、客が部屋に持ち込む事案が発生していたらしい。一度部屋についたカニのにおいは簡単に取れないようだ。

支配人曰く、貼り紙の掲示後はカニの持ち込みはほとんどなくなったとのこと。海に近いとはいえ、立ち寄ったホテルにカニの香りが充満していたら誰だって嫌だろう。カニに限らずホテルへの持ち込み物には気を配りたいものだ。

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