「島流し」の声もあるけれど...淡路島はここがすごい! 地元民のアピールに「移住したくなる」「完璧かもしれない」
淡路島には「イオンが3つある」
Jタウンネットは3日、投稿者のもりさんに詳しい話を聞いた。
岡山、宮城、神戸に居住したのち、故郷の淡路島で祖父のみかん農園を継いだという、もりさん。今回の投稿に至った経緯を次のように話している。
「そもそも都市部の企業(パソナグループ)が本社機能を地方に移すのはすごく面白い取り組みだと思っていて、淡路島も適した場所だと思っていました。今回の件も興味深く思っていたのですが、SNSを見ていると淡路島はすごい田舎だというような反応を多く拝見しました。中には『島流しだ』という投稿もあって...。淡路島が田舎であることには異論ないのですが、広いしそこまで何もないわけじゃないよと思って投稿しようと思いました」
パソナグループ本部機能の移転報道は波紋を呼び、一部のツイッターユーザーからはもりさんの指摘するような、淡路島への移住に対する悲観的な声も複数上がっていた。もりさんの投稿はそれに受けてのものだ。
もりさんに淡路島の魅力を聞いてみると、
「本当に食べ物がおいしいです。食料自給率110%はダテではありません。また神戸・大阪・徳島が近いこともひとつの魅力ですが、淡路島も広いのでそれなりになんでも揃います。イオンが3つあるくらい広いです。そして、淡路島は観光地でもあるので、身近に観光気分を味わえるカフェや海があるのも楽しいです。空気もきれいで夜は静か。いいことばかりです」
イオンが3つある...地方民ならこれがどれだけすごいことか分かるだろう。ちなみに、イオン淡路店(淡路市)、イオン南淡路店(南あわじ市)、イオンスタイル洲本(洲本市)の3店だ。
車を買う必要はありそうだが、わざわざ神戸や大阪に行くまでもなく生活するには困らない地域なのかもしれない。
もりさんの投稿に対し、ほかのユーザーからは、
「マジな話、淡路島の玉葱ほど美味しい玉葱はありません」
「むしろ都会で生活するよりストレス減りそう」
「なぜ淡路島?と思ったが、完璧かもしれない。住宅費含めた生活費がかからないと、貯金がメッチャできそう」
「淡路島に移住したくなる。。。。」
といった声が寄せられている。もちろん淡路島にないものもあるだろうが、そんな時はちょっと足をのばせば良いだけ。普段は自然に囲まれた淡路島で暮らし、休日は神戸や大阪に遊びに行く...そんな生活も悪くないだろう。
もりさんは自身の投稿が話題になったことについて、
「『知らなかった!』という反応をいただけることがすごく多いので、淡路島のことを知ってもらえてとても嬉しいです。もうちょっと淡路島のことを伝えたくなりました」
と話している。