「いつもの道が、特別になった」 まるでアニメのワンシーン...夕焼けに染まった福井の町並みに反響
鳥が偶然...
投稿者の「Akine Coco」さんによると、撮影した時間は、いずれも夕方6時から7時ころ、場所は福井市内だという。
こちらの写真は、えちぜん鉄道の福大前西福井駅付近とのこと。福井市の中心部からもさほど離れていない市街地である。
沈みゆく太陽のちょうど真上あたりに、大きく翼を広げた鳥の影が捉えられている。
ツイッターではこの写真について、
「1枚目の鳥が最高ですね」
「1枚目の鳥は鶴ですか? こんな風に飛んでいるのを初めて見ました!」
「まさにアニメチックです」
などと話題に。
「首がS字型なのでサギではないでしょうか?」という意見もあれば、ほうきに乗っている魔女だと思う、という人もいた。まさかとは思うが、魔女に見えたら、それはそれでラッキーかもしれない。
投稿者Akine Cocoさんに聞くと、「飛んでいたのでカメラ構えたら偶然にもこのような姿で撮れました。よく鳥は狙って撮るのですが、こんな形で撮れたのは初めてです。この鳥が何だったのかは正直わかりません」と答えた。
こちらの2枚の写真は、福井片町で撮影した光景だという。
「福井片町の辺りは、夜の街といったようなところです。居酒屋やスナックなどが多い印象です」
とのこと。確かにたくさんの飲み屋らしき看板が映っているが、柔らかい光で照らされており、どこか懐かしい雰囲気だ。
「 空は晴れていたのですが、若干雨が降っていて不思議な雰囲気がありました」とAkine Cocoさん。
ツイッターには、「片町をこんな風に見せれるんすねぇ」「いつもの道が、特別になった」などという感想が届いている。
こちらの写真は、足羽(あすわ)付近で撮ったものだ。足羽とは、福井市市街地の中央部、足羽川の中流域に位置する地域名で、難読地名として知られている。この足羽の由来は、古代の伝説、「仁賢皇后の両足がはれ上がり、傷口から黒い羽がはえた」ことからと伝えられている。Akine Cocoさんは「夕日の入りが凄く綺麗でした」と語った。
福井は、古よりの伝説も残る土地である。アニメのワンシーンのような風景が撮れたとしても、けっして不思議ではないような気がする。
ツイッターにはこんな声も寄せられていた。
「『アニメの様な現実』ではない 『アニメが現実を切り取ってるんだ!』。アニメの綺麗な風景は、あなたの様に美しく『現実を切り取る』人がいるから産まれるのですよ」