「私がベッドに入ると、隣のベランダから『ハアハア』と男の声。何をしてるのかと思うと...怖くて眠れません」(埼玉県・30代女性)
私がベッドに入ると必ず壁を2回ノックする音が――。今回紹介するのは、埼玉県に住むIさん(30代女性)が体験した恐怖のご近所トラブルだ。
マンションに母と2人で住んでいたIさん。お隣は、母親と息子の2人が暮らしていたという。
彼女が寝る時間になると、必ず隣の部屋の電気も消える。その後聞こえるのは、ベランダの扉の開閉音。こんな日々が続いたという。
ある日のことだ。隣のベランダから、男性の息切れ声とともに低い声で
「ハアハア」
と聞こえてきたという。そして何かが擦れる音。さらに、彼女がベッドに入ると壁をコンコン。
いったい何が起きたのか。彼女が寄せた体験記を読んでみよう。
「怖くて眠れない日が続き...」
私が女子高生だった時の話です。
10年以上前ですが、隣人がすごい怖かったです。
賃貸マンションに母と2人で引っ越しました。お隣さんは旦那さんを最近亡くされたおばさんと引きこもりの息子さんが住んでいました。
2、3年経った頃からでしょうか、ちょっと変わったことが起こり始めました。
私が寝る時間になると必ず隣の部屋の電気が消え、ベランダ扉が閉まる音が聞こえるのです。
初めの頃は気のせいかなと気にしなかったのですが、さすがに半年も経つと、毎日のことなので怖くなってきました。
ある日、夜中にレンタルショップにDVDを返しに行こうと家を出たところ、後ろから誰かにつけられているのを感じました。
怖くなってそのままコンビニに立ち寄り、友達に電話をしたのですが、30分くらいすると路上にはもう誰もいませんでした。
その頃から「お隣さんかな?」と思い始めていたのですが、思い込みかもとなるべく考えないようにしていました。
その後しばらくして、私が寝る時間になると、またいつものようにお隣の電気が消え、ベランダを閉める音、それから男性の低い声でハアハアと息切れする声も聞こえてくるようになっていました。
その低いハアハアする声と、何かが擦れる音が聞こえてきて流石に
「やばいかも」
と思い、母に相談すると
「隣人の部屋とは防犯用のプラスチックの板のつい立てがしてあるからうちの行動は流石に見えないんじゃないかな」
と言われました。
やはり考えすぎかなと思うようにしていたのですが、いつものハアハアする声とベランダが閉まる音、そして私がベッドに入ると必ず壁を2回ノックする音が毎晩していました。
怖くて眠れない日が続き、他方に引っ越しする予定だったので分からずじまいのままです。壁をノックするような音が聞こえると今もドキッとします。
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