「一尺二寸五分」←この名字、何と読むか分かりますか?
[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年7月6日放送の「へえ~のコトノハ」のコーナーで、日本人の名字について取り上げていました。
番組が訪れたのは、ハンコ専門店「はんのひでしま」(福岡市東区)。実はここ、およそ10万種類もの名字を取り揃えた有名店。なんと、日本人の名字99%を網羅しているそうです。
番組では、そんな専門店の職人が出題した「名字クイズ」を取り上げていました。
まずは、こちらから。
「一尺二寸五分」は何と読むでしょう?

正解は下にあります。
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答えは「かまつか」。由来は、源平合戦で敗れた平家の落ち武者である「鎌塚(かまつか)」という侍が、名字がわかると親族が狙われることから、よみはそのままで鎌の柄(つか)の長さにしたそうです。
続いての問題は...
「躑躅森」は54画という日本一画数が多い名字ですが、なんと読むでしょう?
正解は下にあります。
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答えは「つつじもり」...全国におよそ20軒あり、岩手県に多いそう。寺にツツジが綺麗に咲いていたことが由来とされています。
続いての問題は...
「一」は何と読むでしょう?(「いち」「はじめ」の他にもあります)
正解は下にあります。
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答えは「にのまえ」。理由はお分かりですね。2の前なので1です。
続いての問題は...
物語のある名字もあります。
「卍山下」は何と読むでしょう?
正解は下にあります。
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答えは「まんざんか」。明治維新の戸籍調査でお坊さんも名字を持つことが義務付けされ、山の下の寺だったから、この名字にされたそう。
名字の由来をたどれば歴史の検証にもなるんですね。
それと、在宅ワークが普及している中で、いる?いらない?が話題になるはんこですが、完全になくなってしまったらさみしい気もします。
(ライター:まみ)