車のシートに魚、魚、魚... とある釣り人を襲った「おさかな地獄」がこちら
突然だが、こちらの投稿をご覧いただきたい。
この悲劇的な光景は、ツイッターユーザーのえーじさんが2020年7月6日に投稿したものだ。
釣りの帰り道だったのだろうか。車のシートに置かれたクーラーボックスが倒れ、中から大量の魚と水がぶちまけられている...。
魚入りの水でビショビショになってしまったえーじさんの愛車・インプレッサ。まさに「終了のお知らせ」だ。
この惨状を見た他のユーザーからは、ツイッターに
「これは辛い」
「ギャャャ」
「魚の生臭い匂い絶対残る奴やん笑」
「毎日ファブリーズしてがんばれ」
といった反応が寄せられている。
「蓋のできるクーラーボックスが釣り人には必要だなと感じました」
7月8日、Jタウンネットが投稿者のえーじさんに詳しい話を聞いてみると、やはり釣りの帰り道でこぼしてしまったという。
大学生で釣りが趣味だという彼は、茨城県にある堤防で26匹のアジをゲット。アジを入れたクーラーボックスを車の座席に置いて帰路についた。そしてカーブを曲がった途端、事件は起こったそうで...。
「かなりのスピードでカーブを曲がった時に、座席に置いてあったクーラーボックスが倒れました」(えーじさん)
魚の生臭さが車体やシートにこびりついてしまったのではないだろうか。えーじさんに聞くと、
「匂いも取れませんし、お香炊いたりファブリーズしたりとやりたくないことだらけでしたが、とりあえずツイッターがバズってくれたんで、まぁ良くも悪くもプラマイゼロかなって思ってます」
と現在の心境を教えてくれた。こぼしてしまった後はアジをクーラーボックスに戻し、掃除機で水分を吸い取ったそう。その後はファブリーズや洗剤で「ゴシゴシ」したという。
「(こぼした)その日の夜に友達が洗うのを手伝ってくれました」(えーじさん)
彼に、悲劇に見舞われたことで得た教訓はあったか聞いてみると、
「蓋のできるクーラーボックスが釣り人には必要だなと感じました」
と答えた。彼のクーラーボックスは簡易的な蓋は付いていたが、留め具などはないものだったという。
ちなみにこぼしたアジはフライにして「美味しくいただいた」そう。きっと一味も二味も美味しかったに違いない。