枝野代表「宇都宮餃子ツイート」に地元困惑 「専門店にはビール・ライスない」主張も...市「そんな定義ない」
みんみん「ビールとライスはあります」
「ビールもライスもないのが餃子の店」と自論を展開したうえ、特定の店の名前を「違和感がある」と表現した枝野氏。「餃子の〇将」は、伏せ字を使ってはいるものの、どこの店かは容易に推測できる。
枝野氏の投稿を受けてか、宇都宮の餃子店が加盟する「宇都宮餃子会」も5日夜に公式ツイッターを更新。
「宇都宮餃子をいろいろな方に美味しく食べていただきたい そう願って毎日各店の店主さんたちが頑張っています。それをもっとたくさん広めたい...ただそれだけです!!」
と投稿した。枝野氏の名前こそ出してはいないが、
「#宇都宮餃子」
「#エゴサしてびっくり」
「#そして少し悲しくなった」
「#宇都宮餃子を嫌いにならないでください」
といった意味深なハッシュタグが付けられている。
枝野氏の投稿を宇都宮餃子の関係者はどう見ているのか。
Jタウンネットは6日、枝宇都宮みんみんの運営会社・みんみんの管理部担当者にビールとライスの有無について確認した。担当者は「ビールとライスはあります」と回答、
「今は大体の店でビールとライスが置いてあると思います。ただ、置いてない店もあるかもしれませんし、昔がどうだったかは分かりかねます」
と話した。
では枝野氏の言う「ビールもライスもない店」はどこのことなのか...。ツイッターで名前のあがっていた正嗣の公式サイトを確認すると、たしかにこの店は「ライスもビールも置いてない餃子専門店」を謳っている。枝野氏の求める餃子専門店が現在も実在することはわかった。
また宇都宮市役所観光交流課の担当者に「ビールもライスもないのが餃子の店」という定義について聞いてみると、
「役所としてはビールもライスもないのが餃子の店、というように定義しているわけではありません。そのあたりは宇都宮餃子会さんが詳しいかと思います」
とのことだった。
Jタウンネットはさらに宇都宮餃子会にツイートの意図など取材を試みたが、「回答を控えさせていただきます」。ツイートで言及されたと思われる「餃子の王将」の運営会社・王将フードサービスにも取材したが、
「枝野議員の個人的な認識に基づいた投稿なので、コメントは差し控えます」
との回答だった。