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思わず二度見してしまいそう 心が汚れた大人には「卑猥」に見えるオブジェが話題に

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.07.05 11:00
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「私も同じこと思っていました」

みなさんは、何を感じただろうか。このオブジェを見た人達からは、ツイッターに

「未遂である」
「いつも浅草から押上まで徒歩で向かっている時に見かけて私も同じこと思っていました」

といった反応が寄せられている。

ところで、このオブジェはそもそも何を表現した作品なのだろうか。

24日、Jタウンネットが墨田区の産業観光部観光課に問い合わせると「(設置に携わった)担当者が変わってしまって、公式サイト以上のことは言えない」とのことだった。

そこで、像が設置されている墨田区の公式サイトを見ると、こちらは「ササエル」という作品だそう。サイトの解説には、

「人と人が支えあう。テーマの『ささえる』を素直に造形したアートベンチ。そのくぼみに腰を下ろすと、三人の人間が絶妙なバランスで支えあう。思わず笑みがこぼれるユーモアあふれる作品」

とある。

なんとベンチだったのである。2010年から12年にかけて、東京藝術大学と台東区、墨田区が連携し、実施した「GTS(藝第・台東・墨田)観光アートプロジェクト」の一環として、設置されたアートベンチだという。

決して「卑猥」なモノではないようだ。とはいえ、そう見えてしまうのも頷けてしまう...。

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