店の慌ただしさが一目で分かる? デジタルの敗北を感じる案内パネルがこちら
2020.07.02 17:00
「デジタルはオワコン」
ツイッターユーザーのないしま(@naishima)さんのこんな投稿が注目を集めている。このIT社会に一体何を言っているのだろうか...。
ないしまさんはさらにこう続ける。
「時代はタッチパネルにマジック直書き」
そんなコメントともにないしまさんが投稿したのは、飲食店の待ち時間や案内番号が表示された受付パネルだ。
画面上の待ち時間は「約70分」と表示されているが、上から黒いペンで二重線が直に引かれ「160分~」と書き換えられている。さらに右上には「ラストオーダー22:30」の文字も。ラストオーダーが太字で強調されている。
スタッフの苦肉の策だった?
投稿したないしま(@naishima)さんによれば、パネルを撮影したのは都内にあるスシローの店舗。訪れたのは6月21日、父の日ということもあってか店内は混雑していた。ないしまさんは事前に予約していたため、15分ほどの待ち時間で済んだという。
そこでJタウンネットは7月1日、スシロー広報に取材を試みたが、
「詳細はお答えできかねます」
との回答だった。
ツイッターではこのパネルに対し、
「アナデジハイブリッドとは最先端やな」
「テクノロジーに求めるものってこれだよねというニーズを感じました」
「なんで透明ビニールテープ貼らなかったんだ、、、」
といった声が寄せられている。ペンの文字はおそらく店員が書いたものだろうが、後で綺麗に消せるか心配するユーザーも見られた。
また、スシローの元従業員を名乗るユーザーからは、
「これはホワイトボードペンで店員が書いた物です。待ち時間は大まかなAI予想みたいな感じで人手不足などの関係で大幅に押します。スタッフの方が機転を利かせて書かれた物だと思います」
とのコメントも。接客などで忙しい中、正しい待ち時間を伝えるために生まれた苦肉の策だったのだろう。