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このエクレアは、コンビニで買えます。 ミニチュア作家が生み出した驚きの光景がこちら

井上 慧果

井上 慧果

2020.06.17 20:16
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あるツイッターユーザーが投稿した写真が「脳みそがキャパオーバーになる...」と話題となっている。

まずは実際に、話題の写真をご覧いただこう。

どういうこと?(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)
どういうこと?(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)

こちらは、イシバシエレクトロニクス(@ishibashi_elect)さんが2020年6月15日にツイッターに投稿したもの。

たくさんのケーキが並ぶのショーケースの上に、あまりにも巨大なエクレアが鎮座している。

しかも、イシバシエレクトロニクスさんによると、このエクレアはコンビニで買えるらしい。

一体どのコンビニでこんなにも大きなエクレアが売っているというのだろうか。

ケーキ屋の方がミニチュア

ネタばらしをしてしまうと、イシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんは趣味でミニチュアを制作している。

つまり、エクレアが特大なのではなく、それ以外のものが全てミニチュア作品なのだ。

特大マカロンに見えるが...(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)
特大マカロンに見えるが...(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)

小さなケーキもショーケースも、そして後ろの棚も普通の洋菓子店にしか見えないのに、これがミニチュアとは......。

確かにこれは脳がキャパオーバーしてしまう。どうしても巨大なエクレアやマカロンが置いてあるようにしか見えない。

「制作期間は1年ほど、全て手作り」

Jタウンネットは17日、投稿者で制作者のイシバシエレクトロニクスさんに話を聞いた。

イシバシエレクトロニクスさんは10年ほど前から趣味で、1人でミニチュアの制作をしているという。普段はイベントに参加したり、ヤフオクなどに作品を出品したりしているそう。

今回話題となっている洋菓子店のミニチュアの制作期間を尋ねると、

「洋菓子店は制作期間1年ほどかかります。
というのも、ひとつひとつケーキのメニューからそれらを入れるショーケース、建物など全て手作りだからです。
ショーケースは照明が光ったり、ガラスがマジックミラーになっていたりと、冷えない以外は再現しております」

と回答があった。

1台のショーケースに使用するパーツは100点以上あり、それらも全て手作りのため、時間がかかるとか。しかし、

「その分、既製品には出来ない、繊細な仕上がりとなり、それがミニチュアの世界を表現することが出来ます」

とイシバシエレクトロニクスさんはこだわりを話す。

サイズは全て、本物の十二分の一。

「ケーキは樹脂粘土、ショーケースはアクリルや木材などホームセンターで売っているものから、切り出して制作しています」

とのことだった。ただでさえ大きくはないケーキを12/1サイズで作る...想像もつかないほど繊細な作業だろう。

人間の手がまるで巨人に見える(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)
人間の手がまるで巨人に見える(画像はイシバシエレクトロニクス@ishibashi_electさんより提供)

今回の投稿に対し、ツイッターでは

「お店が本物でマカロンとエクレアが作り物かと思いました!!」
「とても細かいとこまで丁寧に作られていて素敵です!」
「脳みそがキャパオーバーなる 何回みてもお店すぎる」
「え?どこのコンビニで巨大エクレア買えるのですか? と、ネタバレ見るまで気づきませんでした」

など、多くのコメントが寄せられ、話題となっている。

こういった反響についてイシバシエレクトロニクスさんは

「正直びっくりしています。
制作していると、感覚がおかしくなるので、何が驚かれるか全くわからないんです!
これはいい!と思ってアップしても、全然受けが良くなかったり、今回のも実は1ヶ月前に撮った写真で、全然良くないなとお蔵入りにしていました。またまた見つけて、アップしたところ、意外な反響が来まして驚いております」

とした。

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