関西人の皆さん、「スルメをしがむ」はよその地方では通じないようです
結果を見て愕然...
全体の結果を見てみると、「聞いたことも使ったこともある」が38.4%、「使ったことはないが、聞いたこともあって意味も知っている」が13.1%。つまり、約51%の読者が「しがむ」の意味を知っていた。
一方、「聞いたことはあるが、意味は知らなかった」は2.4%、「全く知らなかった」は46.2%で、意味を知らなかったのは全体の約49%。
つまり、知っている人と知らない人はほぼ半々だったのだ。
なんだ、結構知ってる人も多いじゃん――。安心した筆者は、地域ごとの結果を見て愕然とした。
こちらは、「しがむ」の意味を知っている人の割合を出し、色分けした地図。知っている人の割合が50%以上の地域に色をつけようとした結果、こんなことになってしまった。
見事に近畿地方にしか色が付かなかったのだ。
近畿では、割合が高かった順に奈良(93.5%)、兵庫(91.7%)、京都(88.0%)、三重(87.2%)、大阪(86.1%)、和歌山(80.0%)、滋賀(66.7%)。地方全体で見れば、86%という大多数が「しがむ」の意味を知っていた。
そしてこの2府5県以外では、「しがむ」の意味がわかるのは半数以下。
その中でも比較的わかる人の割合が多かったのは、東京(46.6%)、香川(44.4%)、徳島(42.1%)。東京には関西出身者が多く、香川・徳島は近畿に近いことが要因だろうか。
意味がわかる人が4割を超えたところは他になかった。