人より鹿の方が多い? 外出自粛で人が消えた奈良の繁華街の様子がこちら
観光客が減って、エサを求めに来た?
Jタウンネットは15日、地元が奈良だというツイッターユーザーのStayHomekazu(@kazu_tabi88)さんに詳しい話を聞いた。
現在は東京に住んでいるそうだが、毎年奈良に帰る時には三条通りを歩くという。写真を見て
「地元奈良なんですが、通常ここには鹿はいません...。驚きました...」
と話す。
奈良といえば鹿が街中を闊歩している印象が強いが...。それでも、三条通りで鹿を見かけたことはないという。StayHomekazuさんは鹿が三条通りまでやってきた理由をこう推測する。
「原因は、観光客、車の減少だと思います。撮影場所は、おそらく猿沢池、奈良ホテル方面なのですが、車が通らないから鹿が来たのかと。
もしくは、観光客が減って、餌を求めてここまできたのか...。鹿の行動が変わっていることにおどろきました。たぶん、昔から奈良に住んでいる人が見ると、『なんでここに鹿おるん?』と驚く方が多いと思います」
新型コロナウイルスの影響で、奈良公園で観光する人が減り、三条通りまで鹿がやってきたのだろうか。こうした状況については、毎日新聞も「鹿の群れ、町にあふれ」(15日、ウェブ版)という記事で、
「(奈良公園のシカの群れが)最近、奈良公園(奈良市)を離れて同市中心部の住宅地や繁華街にも出没し、住民らを驚かせている」
と伝えている。
ただ一方で、奈良にかつて住んでいたことがあるという、ツイッターユーザーのむしどり(@mountingkujac)さんはJタウンネットの取材に、こうした光景について「正直普通。いつものことです」と話した。