「『赤ちゃんできたんでしょ』隣のおじさんがベランダから一言。えっ、どうして知ってるの...?」(東京都・30代女性)
すごく怖くて、すぐに引っ越ししました――。今回紹介するのは、東京都に住むHさん(30代女性)が体験したご近所トラブルだ。
新婚時代に職場から近い物件を探し、引っ越したHさん。この物件は、隣の部屋とベランダが繋がっていて、さえぎるものは避難壁のみだという。
ある日Hさんが、部屋でゴロゴロしているとベランダに気配を感じたそう。チェックをしてみると、隣の部屋に住む男性が、こちらを覗いていて...。
「おめでとう...」
今から10年以上前の話です。
新婚時代に私の職場から近く安い物件を探し、11階の部屋を借りることにしました。
そこは、すごく狭いベランダからお墓が見える場所です。隣の部屋には、50代と思われる1人暮らしの男の人が暮らしています。
私が借りた部屋は、隣の部屋とベランダが繋がっています。隣人のおじさんは、避難壁から私のベランダにはみ出るぐらい植木を沢山育てていました。
引越しの挨拶をしたこともあり、顔を合わせると挨拶をする関係になりました。洗濯物を干していると、おじさんとベランダでよく会います。そして、私に植木をくれたりしていました。
ある日のことです。土日休みだった私は1人でゴロゴロしていると、ベランダに気配を感じました。その時は、
「カーテンが揺れたかな?」
と思うぐらいで気に留めこともなく過ごしていました。
しかし、気配を何日も、何度も、感じるようになり、近くにお墓もあるので少し怖くて、休みの日にはベランダをよくチェックすることにしていました。すると、隣の部屋のおじさんがベランダ越しに私の部屋の中を覗いていることに気づきました...。
また、ある時、私の友達が部屋に遊びにきました。私は「妊娠したんだ」と報告し「おめでとう」なんて会話を友達と交わしていました。その翌日のことです。ベランダで洗濯物を干していると、例のおじさんがベランダからこちらに顔を出し、
「おめでとう...」
と言ってきたのです。私が、「えっ?」と反応すると
「赤ちゃんできたんでしょ」
って...。覗きと盗み聞き。
すごく怖くて管理人さんにも相談しましたがどうにもならず、すぐに引っ越しをしました。
覗き盗み聞きする隣人は今もなお、同じ部屋に住んでいるようです。
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