兵庫の商店街に長蛇の列 マスク?トイレットペーパー?いいえ、「イカナゴ」です
兵庫県明石市にある魚の棚商店街に、長蛇の列ができていた。いまどき行列といえば、「あ、あれネ?」「どこも同じだな」と思った読者、ちょっと待って...、早合点しないでいただきたい。行列ができていたのは、ドラッグストアや薬局ではない。
いったい何の行列か? 次のようなツイートが投稿され、話題となっている。
本日はイカナゴ漁の解禁日です。
— 一般社団法人 明石観光協会 (@yokoso_akashi) 2020年2月29日
魚の棚商店街では朝からそれぞれの魚屋さんの前で長蛇の列。でも前評判どおり、私が見てる時に入荷されたイカナゴはとても少なかったです。
これから増えるといいな。 pic.twitter.com/q0uXKKt2G4
行列ができたのは2020年2月29日午前9時ごろ。この日は、イカナゴ漁の解禁日だった。
写真の行列は、魚の棚商店街にある鮮魚商「魚利」の前で、イカナゴの入荷を待つ人々だ。「私が見てる時に入荷されたイカナゴはとても少なかったです」というコメントも添えられている。
こうした光景を、マスクやトイレットペーパーを求める行列だと早合点してしまった人もいた(?)ようで、ツイッターには次のような反応が。
「マスクの行列かと思たらイカナゴやった」d 「スーパーでおばちゃんが店員さんに詰め寄ってて、マスクかトイレットペーパーか?って思ったらイカナゴでした。そうだここは兵庫県だった」
「マスクの行列かトイレットペーパーの行列かイカナゴの行列かわからん」
しかし、イカナゴの入荷を待って行列をつくるって、どういうこと? Jタウンネットは、冒頭のツイートを投稿した明石観光協会に電話して聞いてみた。