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「姉はゆっくり写真をフルーツにした」 とある女子高生の英語テストの解答がセンスの塊だった

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.02.12 18:00
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英語を日本語に訳すのは難しい。単語を覚えて、文法を理解して...。学生時代に苦悩した人も多いのではないだろうか。

ツイッターユーザーのちそら(@apurico615)さんも高校時代に英語のテストや課題に苦しんだ一人。そんな彼女が当時の解答用紙を公開すると、ツイッターには「笑いました」「すごい世界観」といった反応が寄せられた。

一体どんな回答なのだろうか。

学校で出された課題で、自分で丸つけ(画像はちそら(@apurico615)さんが2020年2月10日投稿、以下同)
学校で出された課題で、自分で丸つけ(画像はちそら(@apurico615)さんが2020年2月10日投稿、以下同)

こちらの画像は、ちそらさんが高校生だった時に学校で出された課題と、その回答である。英文を日本語訳する問題がビッシリ。そして全ての解答に赤ペンが...。

回答を見ると、「Prizes」(賞)を「ピザ」、「funny」(おかしな)は「ハチミツ」に訳してしまっている。例えば、問いCの1番と4番を見てみよう。

1番:「Have you heard of 『the Ig Nobel Prizes?』」(「イグノーベル賞」について聞いた事がありますか?)

ちそらさんの回答:「あなたもってるハードなノーベル賞ピザたくさん」
4番:「The funny ceremony is held at Harvard University's Sanders Theater.」(そのおかしな式典はハーバード大学のサンダーズシアターで行われます)

回答:「ハチミツ式典包みこみハヴァルドユニバーサリー雷おちる」

また、問いCの5番では、「Sweetie Poo」と呼ばれる小さな女の子を、「甘いプーさん」としている。

5番:「While a prize winner is making a speech, a little girl called Miss Sweetie Poo often cries out, 『Please stop! I'm bored!』"」(受賞者がスピーチをしている間、ミス・スウィーティー・プーとよばれる小さな女の子がしばしば「どうかやめて下さい!」「もうあきちゃった」とさけびます)

回答:「白いピザが勝ってつくるスピーチ、小さな声はミスで甘いプーさんないて最後、「やめて!私こわれる!」といった」

日本語に訳しているものの、ローマ字読みしてカタカナでの回答が多い印象だ。ちそらさんの投稿欄には、

「どんだけピザ好きなの」
「めちゃくちゃ笑いました」
「すごい世界観」

といった反応が寄せられている。

「よくわからない単語はとりあえず全部人間扱い」

「高校の時の私天才だった」と自虐的に呟くちそらさん。小テストでも赤ペンだらけだったようで...。

こちらは小テストの一部
こちらは小テストの一部

かくいう筆者もセンター英語の点数は2桁台だったが、助動詞の「can」は動詞の原形と共に用いることはわかる。「distinguish」(区別する)は動詞と判断できるが、ちそらさんは「ディスグリッシュは」と主語として訳している(ローマ字読みすら怪しい...)。

「distinguishが固有名詞になってるの笑いました」というリプライ欄のツッコミに、

「よくわからない単語はとりあえず全部人間扱いしてましたね...」

と、ちそらさんは返答している。

小テストの一部。「それっぽいのに」それっぽくない...
小テストの一部。「それっぽいのに」それっぽくない...

なんとも面白い回答集だった。当時の英語力はどのくらいだったのだろうか。12日、Jタウンネットの取材に、

「すぐ覚えられる暗記問題等であれば3割はとっていたと思います」

と記憶を掘り起こす、ちそらさん。20代だという彼女は、

「英語力は今も変わらないです」

と、涙を流す顔文字付きで回答した。

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