スーパーラグビーに向けてキックオフ! サンウルブズが北九州で特別チームとプレシーズンマッチ
あのサンウルブズが北九州にやってくる。昨年のワールドカップ(W杯)で日本中に大ブームを巻き起こしたラグビー。北九州市も例外ではなく、これまでにはウェールズラグビー協会と連携し、代表チームとの交流を継続してきた。W杯の熱気が残るこの地で、今度は世界最高峰のリーグ「スーパーラグビー」に参戦する「ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ」がプレシーズンマッチを開催する。
北九州市ではW杯開幕の約1年前から、ウェールズの元代表選手を招いたラグビー教室や、学校訪問、トークイベントなどを行う交流プログラムを3度にわたって実施。2019年9月には代表チームが同市でキャンプを行い、ミクニワールドスタジアム北九州(福岡県北九州市)での公開練習には、スタジアム初の満員となる1万5300人の観客が訪れた。
ラグビー熱が冷めやらぬ中、スーパーラグビーに参加しているヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのプレシーズンマッチとして、「北九州ラグビーフェスティバル」が20年1月25日、ミクニワールドスタジアム北九州で開催される。サンウルブズと、日本の特別チーム「チャレンジ バーバリアンズ」による一戦だ。
対するのは向井監督率いる特別チーム
スーパーラグビーはニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなど南半球のラグビー強豪国プロクラブによる国際リーグで、サンウルブズは2016年から参加している日本唯一のチームだ。
対するバーバリアンズは、ジャパンラグビートップチャレンジリーグ(国内2部)を戦う「コカ・コーラレッドスパークス」の向井昭吾監督が、今大会のために同リーグ所属選手を中心に選考して組成した特別チーム。日本代表として19年W杯を戦ったウィリアム・トゥポウ選手も選出された。
向井監督は大会に向けて、
「世界最高峰のスーパーラグビーに参戦するサンウルブズと、ミクニワールドスタジアム北九州で対戦できることをとても楽しみにしています。トップチャレンジリーグが1月19日まで試合がありますので、シーズンの勢いそのままに、万全のコンディションで戦えます。もちろんやるからには勝つという意気込みで、サンウルブズ2020シーズンの門出に相応しい試合をお見せします」
とコメントしている。
大会当日はガレージセールやトークイベント、ラグビー教室なども予定されている。