どうしてそんな不満そうな顔を...　とあるパン屋が設置した「のぼり広告」がシュールすぎた

焼きたてのパンはふわふわでもちもちだ。芳醇な香りが漂い、我々を笑顔にさせる。

だが、とあるパン屋が掲げたのぼりのイラストが、あまりに笑顔からかけ離れていると、ツイッターで話題を呼んでいる。

こちらをご覧いただきたい。

「焼きたてパン」に挿入されたシュールなイラスト。これから食べられるパンはもしかすると、こんな表情をしているのかもしれない。こちらの画像を投稿したツイッターユーザーの羽中（@Amp_labo）さんも、おもわず「もっと楽しそうな顔をしろ」とツッコミ。

いったいなぜこのイラストを使ったのか...。Jタウンネットは、パン屋に話を聞いてみた。

理由は単純だった

シュールなパンの旗が掲げられているのは、石窯パンマルシェ HARU（北海道虻田郡）だ。

なぜ使用したのだろうか。その理由は至極単純であった。Jタウンネットの取材に店の担当者は2019年10月24日、

「可愛いから」

と述べた。またスタッフ数名が愛着を持ち、客からも好評を得ているそうだ。

リプライ（返信）には、

とツッコミが相次いでいた。

ちなみにイラストは、Tシャツ工房「ekot」を運営する里一磨（さとにゃん）（＠ekot_SATO）さんが描いたもの。

当初、店側はイラストを無断で使用してしまっていたという。しかし、ツイッターで話題になったことをきっかけに、作者本人から連絡があったそうで、店側は無断使用していたことを謝罪したという。すでに里一磨さんもツイッターで、

「真摯に対応頂きましたので、ほのぼの解決とさせていただきます。使用も無償で継続の方向で結構です」

と呟いている。

なお担当者は、「（里さんの）Tシャツを購入し、店頭で販売することなどを検討している」とも話していた。現在では、両者の関係は良好なようだ。