よそう、つぐ、つける... 日本全国「ご飯の盛り付け」方言マップがこちら
全国の結果は...
続いて全体の結果がこちらだ。
1位を占めたのは、やはり「よそう」で全体の約6割(58.8%)。続いて「つぐ」が16.6%、「よそる」が13.3%、「盛る」が5.6%という結果になっている。全体の4割が「よそう」以外を使っていることになるが、これは意外にも多かったかもしれない。
先ほどの日本地図では、西日本で「つぐ」派が多いという結果になった。そうした傾向は得票率でも見えてきて、西日本(富山・岐阜・静岡以西)でつぐ派の割合は22.7%。全国の結果よりも、6ポイント上回っている。
沖縄のみで最多票を占めた「入れる」は、全体の使用率も1.8%と低い。こちらは妥当な結果だが、群馬、栃木のみで最多の「よそる」が全体で13.3%を占めているのは驚きだ。
なぜ「よそる」の使用率が全体では高くなるのか。
茨城、福島、埼玉、千葉、神奈川では「よそう」に次ぐ2位となっており、東京でも「つぐ」と並んで2位。北関東を中心とした関東圏で使われているようだ。実際、関東圏だけの結果を見ると、よそるの割合は18.7%で、「よそう」に次いで2位だった。