「スマホ世代が見るはずもないのに...」 逆転のアイデア?駅ホームの「自虐広告」にネット注目
駅のホームで電車を待っている時、あなたは何をしているだろうか。スマホを見て時間をつぶす――という人も少なくないはずだ。
今となっては当たり前の光景だが、そんな若者たちに見てほしいと言わんばかりの広告がツイッターで話題となっている。
「向かいのホーム スマホ世代が
こんなところ 見るはずもないのに」
どこかで聞いたようなフレーズ...。そう、これは歌手の山崎まさよしさんの名曲「One more time,One more chance」(1997)の歌詞のパロディー。広告主は西鉄自動車学校(福岡県大野城市)だが、特に自動車学校のアピールをすることもなく「とにかく見てほしい」ということしか伝わらない。
思わず口ずさんでしまいたくなるこの広告を撮影したのは、ツイッターユーザーのみやさこなおすみ(@fishaction1)さん。2019年9月27日に「皮肉の利いた山崎まさよし」との一文をつけて投稿したところ、大きな注目を集めることになった。
ほかのユーザーからは、
「卒検落ちても、ワンモアチャンス」
「バズった結果スマホ世代にも届くことになる流れエモい」
「これは秀逸なコピーですね」
といった声が寄せられている。
いったいなぜこのような広告を作ったのか。Jタウンネットは10月1日、西鉄自動車学校の広報担当者と制作者に話を聞いた。