関門海峡ミュージアムのCMが謎すぎる リニューアル告知なのに...赤ん坊がマッチョになる超展開
北九州市門司区にある関門海峡ミュージアムが、2019年9月21日にリニューアルオープンする。
コンセプトは「関門海峡をまるごと楽しむ体験型博物館」。改装後の館内には、ド迫力の映像が楽しめる国内最大級の巨大スクリーンや、関門海峡を一望できるオシャレなラウンジカフェなどが新たに誕生する。
そのほか、関門のフグ料理などを味わえる展望レストランや、海峡に関する仕事を様々なゲームを通じて学べるコーナーも。つまりは、子供から大人まで楽しめる魅力たっぷりのミュージアムに生まれ変わるのだ。
だが、こうした大幅リニューアルについて伝えるテレビCMが、インターネット上で思わぬ注目を集めてしまっている。実際にCMを見たユーザーからは、「なんだこれ」「やばい」「突っ込みどころしかなくて疲れた」といった困惑の反応が続々と。
上に紹介したのは、CMの場面をまとめた画像だ。確かに混乱しそうな内容だが、いったいどんなストーリーのCMになっているのだろうか。
魅力たっぷりのリニューアル
さっそく、CMをご覧いただこう。紹介するのは、関門海峡ミュージアムの公式YouTubeで公開されている動画だ。福岡ではテレビ放映もされたという。
ストーリーは謎だがシンプル。関門海峡ミュージアムのリニューアルを知った赤ん坊が、あまりの「行きたさ」に覚醒を遂げる。なぜか筋骨隆々のムキムキ男へと変身し、「行くでちゅ...」の一言を残してミュージアムへと駆けていく。
なぜこんなクレイジーな仕上がりになったのかは謎だが、とにかく勢いがスゴい。そして、肝心のリニューアル内容のことはほぼ伝えていない割り切った構成も潔い。ネットで話題になるのも頷ける、ツッコミ所だらけの仕上がりとなっている。
とはいえ、このCMで関門海峡ミュージアムに興味を持ったユーザーもいたようで、ツイッターには「うーむ気になる」「行きたいな」といった反応も。どうやら、ただ面白いだけではなく、しっかりと宣伝の効果は出ている様子だ。
今回のリニューアルでは、館内2~4階吹き抜けの「海峡アトリウム」に巨大スクリーン(縦9メートル、横18メートル)を新設。関門海峡の自然や歴史ドラマを大迫力の映像で堪能できる。このスクリーンは、ミュージアムに常設されるものとしては日本最大級だという。
最上階の5階には、レストラン「マリーナテラス KAITO」がオープン。フグをはじめとした地元産の食材を、関門海峡の絶景を一望できる開放的な空間で味わうことができる。
リニューアルオープン直後の21~23日にはイベントも。地元の音楽隊らによるステージイベントのほか、巡視船(21日)やクルーズ船(23日)もミュージアム前に寄港。無料の袴レンタルサービスも3日間限定で出店し、レトロな装いでミュージアムや門司港エリアを散策できる。
リニューアルやイベントの詳細は、北九州市の公式サイトからも確認できる。