47都道府県の「いいかげんにしろ、殴るぞ」方言がこちらです
西に行くほど、さらに怖く...
関西でポピュラーなのは、
「いてまうど」(大阪府。兵庫県、和歌山県)
......らしい。おそらく、今あおり運転で注目を集めている容疑者(大阪出身)は、大きな声で「いてまうど」と叫んでいたのかもしれない。しかし、彼の場合は、威嚇だけに留まらず、実際に「いてまった」わけだが......。
広島県になると
「えーかげんにせー、おどりゃー、しごーするぞ」
......となるそうだ。「しごーするぞ」と言われたら、意味はよく分からないが、思わず覚悟を決めてしまうだろう。命だけは助けてくださいと、懇願するしかないかもしれない。
同様に怖いのは、九州だ。
「くらさるーぞ」(福岡県、佐賀県)
「うちころっそー」(長崎県)
「うちころすぞ」(熊本県)
「うったくっぞー」(鹿児島県)
なおツイッターには、「くらさるーぞだと軽い印象。先生とか親が子供を軽くたしなめてる感じですね。 ケンカで強く言うなら、『くらすぞ』になります」というコメントもあった。福岡県で、「くらすぞ」と言われたら、とっとと逃げるにこしたことはない。
なお、上記の資料は前述したように、「方言学入門」(三省堂)から引用したものだ。
ツイッターには、地元ユーザーから異論も多数寄せられており、議論が巻き起こっている状態だ。興味のある人は、ぜひご一読を。これを機会に、Jタウンネット編集部もじっくり読ませてもらおうと思う。