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作家を応援するなら「古本ではなく新刊を」 古本扱う書店にまさかの掲示、その狙いは?

笹木 萌

笹木 萌

2019.08.03 20:00
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掲示は古本を扱う店舗だけ

「著作権について」(画像はブックスタマより提供)
「著作権について」(画像はブックスタマより提供)

ブックスタマは福生店に限り、中古書籍の買取と販売を行っている。掲示物は福生店のみ、2013年7月から掲示しているとのことだ。

なぜこのような掲示をしたのか。理由を加藤さんに聞くと、

「古書を買われるお客様にも著作権料のことを知っていただきたいという意図です。いろいろな立場の方がいらっしゃって、ある一方が正しいとか、ある一方を非難しようとか、そういう意図はありません」

とのこと。新刊と中古、両方を扱う店舗ならではの掲示だ。

ツイッターでは、中古書籍を扱う店舗でこのような掲示をしていることに対し、

「厳密に言うと印税かなって思いますが、古本屋さんがそういう啓蒙をしていることに感激」
「両方を手がけているからこの掲示になっているのだとは思います。でも他の古本店では見かけない掲示物なので本を作っている人たちに敬意を持っている良い経営者なのは確かですね」
「そういう仕組みであることを知らない人もいるでしょうから、掲示するのは面白いですね」

と、感心する声が寄せられている。

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