なんて巧妙なんだ... ただ眺めているだけで「だんご」が買いたくなってしまうPOPが話題
あのギャグ漫画が「元ネタ」?
POPが掲示されていたのは同志社生協が運営する京田辺ショップ。作成した生協職員によれば、これはだんご100円セールの際に作ったもの。
セールは7月15日から始まっていたが、だんごの担当者から売れゆきが良くないとの相談を受け、17日にこのPOPを設置した。
なお、先ほどの「だんご」だらけのPOPのすぐ下には、次のような掲示物が。かなりの策士だ。
手に取ってもらうにはどうしたらいいか... そう考えた職員の頭に浮かんだのは、相手の潜在意識に働きかけることで現れる「サブリミナル効果」。最初は、だんごの絵をたくさん並べて購買意欲をそそろうとしていたようだ。
しかし、そのとき担当者の頭に浮かんだのは、空知英秋さんの漫画「銀魂」のワンシーンだった。
「たんごがヤマザキのだんごだったんですけど。『銀魂』に山崎っていうキャラがいて、紙に『あんぱんあんぱんあんぱん...』って書いているのがパッと出てきてしまって...。空知先生の洗脳みたいなのに勝てず(笑)」
山崎というキャラクターが紙に「あんぱんあんぱんあんぱん...」と書きまくるくだりは、「銀魂」ファンの間ではよく知られた有名なエピソードだという。実際、今回のPOPを見て同作を思い出したファンもいたようだ。
完全に一致 pic.twitter.com/sZsDJhIeg1
— 雨夜月 (@now__here_man) 2019年7月21日
銀魂ですよ pic.twitter.com/03f0kzs7Hg
— 錯乱坊新井さん@しぶりんYP (@doragonic_arai) 2019年7月20日
なおPOPの冒頭部分には、「見つかられたらしたのPOPを見てね!」の一文もある。ツイッターでは「見つかられたら」と「みたらし」を絡めたのではという声も寄せられているが、こちらはただの打ち間違いだそうだ。