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新潟駅のホーム案内が「大雑把すぎる」と話題 なぜこんな状況に?JRに聞くと...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.07.22 20:00
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実はこの方が見やすい?

東京・埼玉での生活が身に沁みついている筆者にとって、駅のホームの案内に路線名が付いていることは当たり前に感じる。例えば東京駅だと、「1・2番ホーム 中央線」といった具合に。正直、「在来線」という案内は見たことがない。

そのため、そたさんが投稿した画像には違和感しか抱かない。新幹線で新潟駅に着いて白新線に乗りたいと思っても、これではわからなくなってしまうのではないか。

ツイッター上では、「これはひどい」、「これは迷子になりそうです(笑)」といったコメントが寄せられていたが、こんな声もあった。

「今まで利用していて何も不自然に感じなかったけど、言われてみれば情報量足りないね...」
「時間見て場所確認するんだもんね 普通普通」
「それが普通だと思ってました(新潟住み) 十分情報ある方ですw」

これが普通とは一体どういうことなのか。2019年7月22日、JR東日本新潟支社の広報室の担当者に話を聞いた。

全面高架化に向けて工事を進めている新潟駅で、この看板は18年4月に設置された。単刀直入にこれではわかりにくいのではないかと聞くと、

「在来線の発車する場所がまとまっているので、分けようがないのです」

と担当者。かなり初歩的な話だったようなのだが、ホームによって発車する路線が分けられているのではない。新潟駅では同じホームから別の路線が出るのだ。

同じ路線でも時間によって発車するホームが異なるため、固定の看板ではこうせざるを得ない。

構内図(JR東日本の公式サイトより)
構内図(JR東日本の公式サイトより)

構内図(JR東日本の公式サイトより)
構内図(JR東日本の公式サイトより)

担当者は看板について、

「この方がかえってわかりやすい」

とコメントした。わかりやすいだけでなく、こうせざるを得ない気がする。

在来線の表記を使わない場合、乗り入れている複数の路線名を一気に書き込まなければならない。そうなれば、わかりにくい一方だ。

発車番線が決まっていないとなれば、頼りになるのは電光掲示板になってくる。時間と発車するホームを確認してから向かう。慣れている駅であれば時間しか確認しない筆者だが、新潟駅に関しては覚えられそうにもない。

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