蛇口から桃ジュースが出てくる! 秋葉原に爆誕した「夢の蛇口」をひねってみた
「清水白桃」を使用
高架線下にあるチャバラに入ると、すぐに大きな桃がお出迎えしてくれた。11時の開店直後に行ってみたが、すでに1人先客がいた。恐るべし桃パワーだ。
白桃ジュースは1杯500円。スタッフがカップに氷を入れてくれる。いよいよ蛇口をひねるときが来た。
蛇口をひねるのにこんなにわくわくするのは初めてだ。ベージュ色の液体がカップに注がれ、「蛇口をひねるとジュースが出る」という子どもの頃に抱いた夢が実現した。
スタッフがフタとストローを渡してくれる。飲んでみると甘く濃厚な白桃が口の中に広がり、まろやかさの中に果肉のつぶつぶが感じられる。桃をそのまま飲んでいるみたいだ。
白桃ジュースは果汁30%。「桃の女王」と呼ばれる「清水白桃」を始めとした白桃を使用している。その中でもギフト用にならない規格外品(元々は廃棄されていた桃)をジュースに加工したという。
良い白桃を使っているうえにスペシャルな体験ができると思えば、500円も高くない。筆者が飲んでいる間にもジュースお目当ての客が数人やってきた。「蛇口から白桃ジュース」、秋葉原の新たな名物になりそうだ。