圧倒的な手作り感...! 新神戸駅の「ハローキティ新幹線」フォトスポットがユルすぎる
新大阪から博多を結ぶ山陽新幹線を運行する「ハローキティ新幹線」。ピンクのリボンとキティちゃんが描かれた可愛らしいデザインが特徴だ。
そんなハローキティ新幹線が停車する兵庫・新神戸駅には、旅の思い出作り、はたまた人気にあやかってなのか、フォトスポットが設置されていた。
しかし、そこにはキティちゃんのモニュメントやパネルが置かれている――わけではない。では、どんなフォトスポットなのか。こちらをご覧いただこう。
手書きの温もりに惚れる
新神戸駅にハローキティ新幹線のフォトスポットが出来たと聞いて。
— まりるばす (@mari6bus) 2019年6月8日
←想像したもの
→現実 pic.twitter.com/ghyfxSTY8d
こちらはツイッターユーザーのまりるばすさんが投稿した画像。ハローキティ新幹線のフォトスポットと聞いて想像するのは左のような可愛らしい光景だろうが、現実は残酷だった。
模造紙に手書きで書かれた車体の正面。フロントのガラスの部分が丸く切り取られて、顔ハメができるようになっている。右下に青い字で「JR 新神戸駅」とさりげなく主張してくるのも見逃せないチャームポイントだ。
「記念撮影コーナー」の文字の手作り感もたまらない。
これはこれで手書きの風合いが出ていて本家キティちゃんとは別の可愛さがある。
とはいえ、いくら何でもこれを設置した理由が知りたいところだ。Jタウンネット編集部が2019年6月14日にJR西日本の広報部の担当者に話を聞いた。
実はこのフォトスポット以外にも、5月から手書きのポスターなどが駅に掲示されていたという。その中でハローキティ新幹線の記念撮影コーナーができたため、ウケを狙ったなど特別な理由があるわけではない。
「神戸のPRとして掲出。子どもに喜んでもらうために(編注:新神戸の)駅員が手掛けました」
と担当者。少し緊張感がある新幹線の駅で手書きのゆるくて温もりのある掲示物があるのは癒し。粋なサービス精神が生み出したものとも考えられる。
投稿のリプライ(返信)欄には、
色鉛筆で 塗った事が 憎たらしい
— マイ甘風 (@usagi_melou) 2019年6月8日
キティちゃんうんぬんより、なぜ500系新幹線の運転室に顔が出る看板なのかが不思議です。
— kuroyukidaruma (@kuroyukidaruma2) 2019年6月9日
キティちゃん目当ての親子連れの行列がフォトスポット前にできて、駅員さんが「押さないで並んでください。」という光景が見られる
・・・わけないですね。
といった反応が寄せられている。
ちなみに先述の担当者によると、フォトスポットを含めたこれら手書きの掲示物は既に撤去済み。ぜひとも行ってみたかった。