福岡銘菓「筑紫もち」と新元号の意外なつながり
2019.05.01 08:00
[めんたいワイド- 福岡放送] 2019年4月16日放送の「めんタイムス」のコーナーで、新元号「令和」の出典元になった万葉集と、福岡銘菓の深い繋がりについて紹介していました。
如水庵が1977年から販売している「筑紫もち」。実は包装紙に、万葉集の梅花の歌の32首のうちの1首を使っているのです。発売当初から変わらず、万葉集の歌を包装紙として使っていたというのは驚きですね。
どんな歌を掲載しているの
包装紙に書かれているのは、
「萬世に年は来経とも梅の花 絶ゆることなく咲きわたるべし」
という歌。いつの時代でも毎年梅の花は絶えることなく咲くものだと、この梅のように希望を失わずに、これからも生き抜きましょうという意味が込められているということでした。
筑紫もちは、福岡で知らない人がいないほどの銘菓ですが、次回手に取った時にこのことを思い出して、包装紙もじっくりと眺めてみようと思いました。
ライター:美由紀